こんにちは、モッチです!
一昔前は乙女ゲームといえばPSVitaでしたが、生産終了に伴いSwitchに移行して早いもので数年が経ちました。
Switchでプレイした乙女ゲームも増えてきましたので、今日は個人的なおすすめ作品を書いてみたいと思います。
それぞれの作品の良さを少しでもお伝えできれば嬉しく思います・・!
ちなみに私の好きな傾向は以下のような感じです。
それでは、拙い文章ではありますが、宜しければお付き合い頂ければ嬉しく思います。
Switchの個人的おすすめ乙女ゲーム
① CharadeManiacs(シャレードマニアクス)
近未来、とある都市。
夏休み間近、平穏な日々を送っていた高校二年生の主人公。
主人公が幼馴染と下校していると、突然目の前に現れた謎の人物に『月が2つ存在する』奇妙な世界へと連れ去られてしまう。気付いたときには、自分と同じ状況の人間が9人。
何が起こったかわからない彼らの前で、仮面の男は話を始めた。「ようこそ異世界へ!アルカディアにいらっしゃい!」
「この世界は“ドラマ”を演じるだけで、なんでも願いが叶います!」主人公たちは異世界から現実世界に戻る為ドラマを演じることとなり、仲間たちと協力してドラマをこなしていく。
しかし、10人の仲間の中に自分たちをこの世界へ連れてきた『裏切り者』が紛れている事実を突きつけられてしまう主人公たち。
『裏切り者』の目的は、ドラマが行われる本当の理由は……。
公式サイト様より引用: http://www.otomate.jp/charade_maniacs/
疑心と信頼の間で揺れ動きながら、最後にとるのは誰の手か――
久々に睡眠時間を削ってプレイした作品でした。
突然異世界へ連れ去られた主人公達。しかもどうやら仲間の中に黒幕がいるようで‥ということで、先の読めないシリアスな展開に惹き込まれます。
裏切り者は一体誰なのか予想しつつ、各ルートで明らかになる情報量も絶妙で、先が気になってどんどん続きをプレイしたくなりました。
良かった点
・先が気になるストーリー
・魅力的なキャラクター達
イマイチだった点
・恋愛面が物足りない
・エンディング数が少ない
大体1ルート2~3時間程でクリアできます。
恋愛要素は若干薄味ですが、乙女ゲーム初心者さんにもとっつきやすい内容ではと思います。
個別ルートに入ってからはほぼ1本道なので攻略は簡単です。
ただ一部のキャラに攻略制限があり、数人攻略してからしかルートに入れません。
詳しくは公式さんからアナウンスがされているのと、感想記事の方に書いていますので参考にして頂ければと思います。
注意点としては、真相が気になる系の作品なので、事前にネタバレや感想を見ずにプレイされることを強くおすすめします。
移植に伴う追加要素は無いのでVita版でもOKですが、Switch版の限定版にエンディング後のお話が載った小冊子が付属しているため、気になる方はSwitchの限定版をおすすめします。
② JACKJEANNE(ジャックジャンヌ)
男性だけで構成された劇団、玉阪座。
男性が女性も演じる玉阪座は、役者を育てつつ公演を行うユニヴェ-ル歌劇学校も有しており、そのどちらが行う公演も、圧倒的に煌びやかな世界が観る人の視線を1秒たりとも逃さない。
ユニヴェール歌劇学校では狭き門を突破して入学した才能ある生徒たちが4つのクラスに分かれて演劇を学び、ユニヴェール内で最優のクラスという称号を勝ち取るため、競い合っていた。
演劇の道を諦めていた主人公『立花希佐』は、とある出来事がきっかけでふたつの約束を条件にユニヴェール歌劇学校の生徒になることを特別に許可される。
その条件とは、1年の最後にある最終公演で主演になること。
そして、女性であることを隠し通すこと…自身の夢を叶えるため、所属するクラスのため、『歯車』となって仲間たちと絆を深めていく主人公。
仲間たちと過ごした先に主人公を待ち受ける未来とは……?
引用元:https://jackjeanne.com/
個人的にこれまでプレイしてきた中で1・2を争う位好きな作品です。
シナリオ・キャラクター・音楽どれをとっても最高でした。
とある事情から校長先生に声を掛けられ、男性しか通えないユニヴェール歌劇学校に学校に通うことになる主人公。
女性だとバレたら即退学ということで気を抜けず、合宿などではドキッとするようなイベントが発生することも。
攻略はレッスンで目当てのキャラに対応したステータスを伸ばしつつ、同時に親密度を上げていくことになります。
良かった点
・丁寧に綴られる物語
・訪問会話のバリエーションが豊富
・音楽が素晴らしい
イマイチだった点
・作業が多く周回が大変
・公演中の音ゲーがスキップできない
ゲームの期間は1年間。
頑張れば夏くらいまでは2-3人同時攻略することも可能ですが、慣れないうちは1人に絞って攻略することをおすすめします。
作業含めて1ルートあたりの攻略時間は3-4時間ほど。(1周目はもっとかかります)
作業や公演中のリズムゲームを飛ばせないなど残念な点もありますが、それらを補って余りある面白さでした。
③ BUSTAFELLOWS(バスタフェロウズ)
アメリカ東部の街、ニューシーグ。
悪徳弁護士と名高い『リンボ・フィッツジェラルド』は、急な弁護の依頼を受け警察署へと向かった。そこで出会った男は「この面会がなければリンボは死んでしまう運命だった」と言う。
引用元: https://joqrextend.co.jp/extend/bustafellows/
奇妙な話に困惑するリンボ。そして男は、まるで女のような不自然な口調で言った。
“今日”は私にとっては再放送なの。
私はあなたが死ぬのをこの目で見た。
ムービーや背景の美しさに加えてスチル(1枚絵)が動いたり、何気ない効果音の使い方など、とにかくオシャレで凝った演出が魅力的な作品です。OPムービーがほぼCGなのも珍しいですよね。
良かった点
・キャラクターが魅力的
・凝った演出面
イマイチだった点
・選択肢ジャンプに難あり
・台詞を画面タッチで送れない
仲間同士の息の合った会話とサクサクとテンポよく進むストーリーが面白いです。
若干アレッ?とあっけなく感じることもありますが、無駄に引っ張らない点が個人的に好印象でした。
1ルートあたりの攻略時間は2時間程。
続編の開発も決定しており、今後にも期待大な作品です!
④ 時計仕掛けのアポカリプス
ここは空のない、箱のような地下の街。
天井に灯る『魔法の火』がこの街の原動力となっている。
主人公は街で開催される『祭典』で魔法の火から種火を受け取り
街の人に配り歩く役目を担っていた。祭典まであと一か月となったある日、
主人公は不思議な男性と出会い一輪のバラを譲り受けた。その晩から、主人公は不思議な夢を見るようになり―…?
これは“バッドエンド”から始まる物語。
引用元:https://www.otomate.jp/apocalypse/
繰り返す時間の中で、少女が手にする未来は……。
「バッドエンドから始まる物語」というキャッチコピーが印象的な本作。
育った町の破滅と親しい人の死に遭遇した主人公ラチアは、悲劇を回避するために何度も同じ時間を繰り返すことになります。
ラチアは最初こそほわほわした天然少女ですが、悲劇を目の当たりにして変わっていき、目的を果たすために手段を選ばない潔さに惹かれました。
良かった点
・綺麗で読みやすい文章
・主人公の性格
・音楽が素晴らしい
イマイチだった点
・後日談まで読まないとすっきりしないエンディング
・主人公の声
・好みが分かれそうなイラスト
1ルートあたりの攻略時間は3時間程。
万人が幸せになる作品ではないので「ハッピーエンドじゃないと嫌!」という方にはおすすめしがたいですが、面白いお話が読みたい!という方は是非。
クリア後の話はステラワース購入特典の小冊子に掲載されており、そちらを読むと読まないのとで大分印象が変わるルートがあります。現在入手は難しいかもしれませんが、この作品が好きな方には読んで頂きたい内容です。
⑤ キューピット・パラサイト
オシャレな街——ロサンヨークに本社を構える
大手結婚相談所《キューピット・コーポレーション》。幸せな結婚を夢見るロサンヨーカーたちの縁結びを手伝う
トップ・ブライダルアドバイザーのヒロインには、
誰にも言えない、トップ・シークレットがあった——。それは……人間界に諸般の事情親子喧嘩により、降臨家出してきた
本物のキューピットであること!——とある日の朝5時、社長室。
「この5人を結婚させろ。そうすれば、昇格させてやる。
お前は、我が社のトップ・ブライダルアドバイザーだ。
……出来るだろう?」社長から言い渡されたのは、
社内でも有名な厄介な会員5人【Parasite5パラサイトファイブ】を成婚に導くこと。面談・セミナーを重ね、アドバイスをしていく中で、
会社の宣伝も兼ねた婚活シェアハウスTV番組【PARASITE HOUSE】への出演が決まり、
彼らと共同生活を送ることに——!?本物のキューピットであるヒロインでさえ、手を焼く彼らとは?
引用元:https://www.otomate.jp/cp/
前途多難で予測不能な、女神×婚活ラブコメディーが、今はじまる——♥
凄腕ブライダルアドバイザーの正体は恋の女神キューピット!
人間界の成婚率を上げるためバリバリ働く主人公リネットが、厄介な会員達「パラサイト5」を結婚に導くべく奮闘する婚活ラブコメディ。
ファンディスクの発売も決定しております!
良かった点
・丁寧な恋愛過程とストーリー
・ヴォーカル入りのオシャレなBGM
・王道からお遊び的なものまでエンディングの種類が豊富
イマイチだった点
・派手すぎて各種画面が見づらい
・選択肢ジャンプの動作がもっさり
・下ネタが多い
1ルートあたりの攻略時間は3-4時間程。
ギャグ満載ながら恋の楽しさや切なさがギュギュッと詰まった、丁寧なシナリオが印象的でした。
明るく楽しい作品を遊びたい!という方に超おすすめです!が、ちょっと下ネタが多いので苦手な方は要注意です。
⑥ 剣が君
一六三三年
妖怪を滅する力を持つ伝説の刀、「天下五剣」を授かる「剣取り」こそが武士道(真の侍)と賞賛される時代。
各地では、剣取り御前試合が開催され、強い者が次々と名乗りを挙げていった。
幕府は、御前試合として「剣取り御前試合」を開催。
御前試合で一番になった侍には、官や称号、望むがままの褒美が与えられ、そして「天下五剣」
鬼丸国綱(おにまるくにつな)
童子切(どうじぎり)
大典太(おおてんた)
三日月宗近(みかづきむねちか)
数珠丸(じゅずまる)
を授けられるのであった。時は早春。
今年も江戸城で剣取り御前試合が開催される季節となり、
引用元:https://rejetweb.jp/kengakimi/switch/
全国から名声や富を求める若者達が江戸に集まっていた。
PC→Vita→Switchと移植されている辺りにも人気が伺える『剣が君』。
キャラクターごとに4つのエンディングが用意されており、悲恋もあります。
悲恋の内容は心にグサグサ刺さる悲しいものですが、その分幸せなエンディングが宝物のように思える素敵な作品でした。
バッドエンド後のお話を描くゲームは貴重なため、驚くと同時に印象に残りました。
同時に辛い状況でも皆前を向いて生きていくんだな…と感慨深くなりました。
良かった点
・1人につき4種類のエンディングがある
・キャラクター、イラスト、音楽全てが素晴らしい
イマイチだった点
・選択肢ジャンプの動作がもっさり
・とにかく内容がしんどいルートがある
キャラが良く、イラストもスチルも綺麗、音楽も美しいと全てにおいて素晴らしい作品でした。
懸命に生きるキャラクター達に燃え、涙し‥と感情を揺さぶられます。
とあるルートではしんどすぎてプレイしながら涙で枕が大変なことになるくらい泣きました。
ちなみに執着やヤンデレなどドロドロした展開はさほどなく(ないとは言わない)、純粋に面白い正統派和風ファンタジーといった内容です。
今からプレイされるのであれば本編とFDがセットになったSwitch版がおすすめです。
⑦ 吉原彼岸花
時は江戸。
引用元: https://www.prot.co.jp/switch/yoshiwara/index.html
絢爛豪華な町の裏側で、欲望が渦巻く新吉原。
老舗遊郭「桜華屋」で、最高位の花魁を務める千早。
祖国に暮らす両親の元へ帰るため、朝な夕な、誰とも知らぬ男の伽の相手をする。
普段と変わらない日常。
吉原という小さな世界だが、千早にとっては自分を証明できる大切な場所。
楼主の時雨、禿の柚、共に働く心強い遊女たち……
かけがえのない存在に囲まれ、苦界と言われども花魁の仕事に誇りを持っていた。
本当の恋を知るまでは──。
抗えない運命にのまれていく、一人の遊女の激動の物語。
──情にほだされ行き着く先は、あなたの腕か紅い檻 胸に秘めたる誓いの彼岸花 はな を、散るも枯らすも彼の人次第── 一夜限りでもいい、あなたに抱かれたい……
花魁がテーマということでプレイ前は「どうかな・・楽しめるかな・・」などと思っていました。しかしながら購入して大正解でした。
苦界吉原に生きる女性達の生き様を描いた辛くて切ない恋愛模様に加え、ストーリーも本当に面白いのです。
萌えとしんどいが同時に襲い来る怒涛の展開。萌えながら苦しめる。(忙しいな)
様々な感情の奔流に翻弄された作品でした。名作です。
テーマがテーマだけにちょっぴり大人向けですが、糖度高めの作品が好き or しんどい作品が好きという方に、自信をもっておすすめしたい・・そんな作品です。
あと執着というワードにピンと来たらおすすめです(オイ
まとめ
他にもまだまだ良い作品はありますが、特に面白かった!という7作品をまとめてみました。
是非いろいろな作品をプレイしてお気に入りを見つけて頂けたらと思います。
また、皆様のイチオシ作品・おすすめの作品がありましたら、Twitterからでも教えて頂ければ大変嬉しく思います。
本日もお付き合い下さりありがとうございました!
おすすめの乙女ゲームアプリはこちら
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