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『Honey Vibes(ハニヴ)』評価・感想・レビュー【ネタバレON/OFF有】

本記事ではHoney Vibesのフルコンプ感想を、作品紹介 → 個人的レビュー → 各ルート感想 → 総評 → まとめの順にまとめています。

この記事で分かること

・どんな作品なのか
・面白かった点、いまいちだと感じた点
・主人公(ヒロイン)や声優の情報
・個別ストーリーのネタバレ感想
・個人的な評価を☆1~5で判定

・ネタバレを含む部分は、「続きを読む」ボタンでワンクッション置かせて頂きます。

「どんな作品か気になるけどネタバレは踏みたくない!」「他の人の感想を読んでみたい!」という方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

それでは、本日もよろしくお願い致します。

『Honey Vibes』
総合評価
( 4 )
メリット
  • ケモ要素バッチリで獣人好きにはたまらない
  • スチルから立ち絵までイラストが超綺麗
  • 糖度高めで萌えが詰まっている
デメリット
  • ややグロ描写あり
  • 問題解決は大団円に丸投げ
目次

『Honey Vibes』作品紹介

ちょっぴり不穏な南国異世界を舞台に自由奔放な獣人たちとの恋愛を描いた乙女ゲーム

『Honey Vibes(ハニー ヴァイブス)』は、2024年10月3日にオトメイトから発売されたNintendoSwitch向け乙女ゲーム。略称はハニヴ。

キャッチコピー:獣(よくぼう)と人(りせい)が溶け合う南国で熱く刺激的な恋をあなたに―― 

かわいい小動物を助けたことをきっかけに、自由奔放な獣人たちが暮らす島・ビバリウムに異世界召喚されてしまった主人公・凪咲(なぎさ)

そこは黒・赤・白の3陣営に属する獣人たちが縄張り争いを繰り広げる、殺伐とした世界でした。

彼らの目的はキング・ビショップなど、チェスに見立てたすべての駒(人)を揃えること。

唯一のクイーンとして、各陣営から奪い合われる身となった主人公の運命はいかに……?

クールなイラストが◎&ストーリーはやや不完全燃焼?

個人的には『良作』です
本作のポイント
  • キュンとできる萌えが詰まった甘さ増し増し乙女ゲーム
  • 理性or欲望などバラエティ豊かなエンディング
  • サクッと気軽に遊べるボリューム感

個別ルートは1人つき2~3時間ほど

ルートによっては肝心な部分が最後まで語られなかったり、根本的な問題が解決しなかったりと不完全燃焼感が残ります。

ただ「面白くなかった?」と聞かれるとそうでもなく、キャラ同士のやりとりは萌えられるものが多くて良かったです。

欲望と理性がせめぎ合う刺激的な恋をテーマにしているだけあって糖度は高めで、ベッド的なシーンは全ルートにあり。割とすぐ暗転するため、描写自体はサラッとしています。

線が細く繊細、しかし野生味あふれるイラストが綺麗で最初から最後まで眼福でした。個人的にピコッと跳ねた主人公の髪型が可愛いなーと思います。

最後までプレイして1番印象に特に残っているのが、獣人たち特有の「愛喰い」という習性のお話。

愛おしすぎるがゆえに相手を食べてしまうという獣人特有の行動なのですが、人間の自分から見るとちょっと恐怖でして……。

理解できないからこそ興味を惹かれる的な、どこか不穏さを抱えた獣人たち特有の愛し方や生き様が大変良かったです。

獣人たち、全体的に独占欲が強めで「番は自分だけのもの!」みたいな考えがあるので、重めの愛を向けられるのが好きな方に特におすすめです。

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ストーリー&ヒロイン紹介

主人公『天野凪咲』は、ある日道で怪我をした動物を保護する。

家に連れて帰って確認すれば、すでに傷はふさがっていた。
不思議に思いながら部屋の扉を開けば、
その先は見知らぬ常夏の世界への通路と姿を変えてしまっており――!?

自分たちを『獣人』と呼ぶ彼らの世界に迷い込んだ主人公は
彼らの行う『ゲーム』の『重要な駒』として巻き込まれてしまうことになる。

ここは甘く、熱く、あなたを溶かす南の国。
危険な欲と情熱が溢れる獣たちの住まう場所で、あなたの恋のゲームが幕を開ける。

彼ら獣人はあなたから『理性』を、
あなたは彼らから『欲望』を。

お互い心を寄せ合いながら、理性と欲に沈みながら
あなたの恋物語が紡がれます。

引用元:https://www.otomate.jp/honey_vibes/

ヒロイン紹介

主人公:天野 凪咲(名前変更可能)

怪我した小動物を助けた結果、異国の世界に連れてこられてしまった大学生。

唯一人間であり、クイーンという役職を手に入れた主人公は獣人である彼らからあの手この手で誘いを受けることとなる。

引用元:https://www.otomate.jp/honey_vibes/

攻略キャラクターとおすすめ攻略順

攻略キャラクターは6名。

攻略制限は存在せず、全キャラの理性エンド(1番ハッピーなエンド)クリア後に大団円ルートが解放されます。

エンディングの種類は多く、欲望エンド、各陣営の2人と迎えるエンドなどさまざま。

選択肢ミスによる中途バッドエンドも豊富に用意されており、中には性癖を刺激されるような内容のものも。

参考までに私は、エリヤ → テオ → ミロ → アルヴィン → イーノ →フィンの順に攻略しましたが、問題なく楽しめました。

気になる陣営を集中的に進めるもよし、黒→赤→白といった具合に気分を変えながら攻略するも良し。

自由気ままに楽しんでみてください!

攻略キャラクター&キャスト紹介

キャラクターキャスト
エリヤ CV:木村良平さん
フィンCV:阿座上洋平さん
アルヴィンCV:梅原裕一郎さん
イーノCV:八代 拓さん
ミロCV:岡本信彦さん
テオCV:斉藤 壮馬さん

個別ルート感想(ネタバレON/OFFボタンあり)

エリヤ CV:木村良平さん

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明るく気さくな性格な黒のキング。

ちゃらんぽらんに見えて頭が回るあたりさすが陣営のトップ!何やら病を抱えている様子が気になっていました。

人間の世界のことに詳しく、何かと謎の多いエリヤ。問い詰めるたびに口説くようにひらりとかわされて、真っ赤になる……みたいなやりとりが多くて、「凪咲大丈夫か!?チョロすぎんか?」と少し不安になりました笑

実はエリヤは凪咲の前にビバリウムへとやってきた元人間。9歳の頃、コルトに連れられて異世界転生したものの、すぐに風土病にかかり獣人へと変化してしまったのでした。

獣人たちのような力を持たないエリヤが、慣れない世界で生きていくのは大変だったでしょうね(´・ω・)

しかもエリヤがビバリウムに来たのは1967年頃。万一戻れたとしても、家族や友人はもう……というお話、残酷すぎて悲しくなりました。

エリヤの病気は中途半端に獣人化したために、遺伝子が不安定であるがゆえのもの。

凪咲の血液を材料に作った薬を飲み続け、色々あって最終的にエリヤを人間に戻すことに成功します。

朝起きたら耳と尻尾がポロッととれていたとか、怖くて笑っちゃいますが、2人が幸せそうで良かった……ラブラブなシーンがとことん甘くて赤面ものでした。

し か し!

世界の崩壊を止める方法だとか、元の世界に戻るだとか、何1つ解決しないまま、突然ラブラブして終わったのにはビックリしました。

せめて色の統一を試すとこまでやりましょう……!?(´°ω°`)

最初の頃、この国お風呂ないの……?と少し心配になったのですが、ちゃんと部屋で水浴びできるようでホッとしたのは内緒です。笑

テオ CV:斉藤 壮馬さん

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2周目は気分を変えて赤の陣営へ。力こそ正義感のある若干物騒な陣営ではありますが、基本的にミロもテオも優しいので穏やかに過ごせます。

テオは何の動物なのかな……?と思っていたらサーバルキャットとのこと。ピコンと伸びた耳が可愛らしいです。

無気力っぽく見えて、時々獰猛な顔をチラつかせるのがたまりません。

あと獣っぽい仕草が可愛くて。尻尾をナギサの腕に絡ませたり、喉をくるる……と鳴らしてみたり。そこはかとない猫っぽさに悶えました。

しかし、テオは「凪咲はミロの番になるべき」と考えているので、想いあっていてもどこか遠慮が見え隠れします。

そんな距離感がもどかしいのですが、途中凪咲が風土病に感染し、テオと同じ種の獣人に変化してしまったことで事態が一変。

自分の欲を抑え込んできたテオが、凪咲から向けられるまっすぐな愛情を受けて変わっていく様子が良かったです。我慢しなくなったテオの破壊力がやばい(語彙力が消えるレベル

ミロとテオの関係がまた良くて、これまで一歩引いて支える形だったのが、親友として隣に立てるようになって本当に良かったです。

イーノとの事情はまだよく分かりませんが、昔は3人で仲が良かったんだろうなぁと。ミロやイーノのルートも楽しみになりました。

普段は一緒懸命無を装っているのに、タガが外れるとドS風になるの、最高じゃないです……?巣作りだとか独占欲だとか、獣の習性っぽいのがチラつくの、とても良いです。無気力男子かと思いきや、蓋を開けたら激重溺愛系で最高でした。

ミロ CV:岡本信彦さん

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普段は乱暴な感じなのですが、果物や綺麗な石など、凪咲が喜びそうなものをちょこちょこ取ってきてくれる、不器用で手探りなミロの愛情表現がなんだか可愛いです。

凪咲に食べ物を食べさせようとする場面がよく出てくるのですが、甲斐甲斐しくて可愛いー!となりました。

クイーンを手に入れるためとはいえ、めちゃくちゃ真っ直ぐ愛情を伝えてくれるので「こりゃ好きになるだろう」って感じでした。

周りからは暴君と呼ばれて恐れられていますが、「強くてカッコいい(けどちょっとバカ)」と子供達からは大人気。めちゃくちゃ優しいんですよね……

怪しげな飴を渡してくるピートにあまり良いイメージがなかったのですが、「力で全てが決まる今の赤で弱い個体は生きていけない。だから赤の領土を変えたい」という主張自体は納得しかありませんでした。(体の小さな弟のため、というあたりも……

赤の領土、凪咲は守ってもらえるから快適に過ごせてますが、普通の人間が過ごすには最悪なんだろうな……。

考え方の違いで対立してしまった人々に、凪咲が対話を提案したことで、力こそ正義な赤の領土が変わっていくお話。良い方向に向かうといいなぁと思います。

アルヴィン CV:梅原裕一郎さん

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他者に興味がなさそうな白のキング。凪咲に対して「クイーンでなければ助けなかった」とハッキリ宣言していることから、序盤は常に壁を感じる状態です。

世界のため、ビジネスパートナー的に番契約を結ぶ2人ですが、当然崩壊は止まりません。

そこで真に番になる前段階として、毎晩触れ合いを行う代わりに、アルヴィンは凪咲の知りたいことを1つずつ教える約束をするのでした。

アルヴィンは無表情で何を考えているのか分かりづらいため、正直凪咲への感情も謎でした。しかし育った環境ゆえに何もかもを諦め、心を閉ざして生きてきたのかなと思うと辛いところ。

後半に進むにつれ氷が解けるように笑顔の立ち絵が増えていくのが良かったなぁと。少し困ったように笑うアルヴィンの立ち絵、可愛くて好きです。

イーノがかなりのトリックスターで、親切に見えてちょっと怖いのです。まさか赤のために凪咲を連れ去ろうとするとは思いませんでした。

裏切り者許すまじから始まる欲望エンドがかなり凄惨で、そこまでの萌えが彼方へ吹き飛んで行きました。笑

かと思えばベアティも怖いですし……\(^o^)/

バッドエンドに進むと、ベアティが凪咲をアルヴィンにふさわしいクイーンにすべく、カッと目を見開きながら迫ってくるのが恐怖でした。問答無用の調教エンド、ある意味赤の領土よりずっと怖いですよ……

しかし怖いものほど知りたくなるもの。描写自体はサラッとしているので、「そこのところもっと詳しく!」と思ってしまいましたよ(笑

白の領土、規律を重んじるわりにメンバーが曲者揃いですね……笑

丸く治った後も「本当に大丈夫?」と少し心配になってしまいました。

イーノ CV:八代 拓さん

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人懐っこい犬のような印象の白のナイト。種族はクズリ(クロアナグマ)。

スキンシップが多めなのは寂しさの裏返し?どこか迷子の子供のような印象を受けます。

共通ルートから既に沼深そうな予感を感じてグッと身構えて攻略をスタートしたのでした(?

イーノは本当に選択肢を1つでも間違えた瞬間グシャア(食べられる音)が待っているので少しも油断できません。欲望エンド全て愛喰いなの、欲望に忠実すぎません?

グイグイ甘えてくるので凪咲も「まあいっかぁ」となりがちですが、1つ1つの場面で慎重な選択が求められます。その寂しさはどこから来るものなのかなぁと気になって仕方ありませんでした。

イーノの目的は白にスパイとして潜り込んで赤を完全勝利させること。何も知らないミロからは裏切り者と呼ばれ、助けてくれたアルヴィンの好意を踏みにじってるので、そりゃしんどいだろうな…と思います。

テオのルートで、大人の獣人に襲われたテオをミロが救った話がありましたが、その時怖くて何もできなかったことがイーノの心の傷となっていました。だからどんな手を使ってでも2人を手助けしたいと考えたんですね……

八方塞がりな状況で、凪咲が提案したのは「赤と白の同盟を結ぶ」こと。

ミロとイーノの戦いの結果、無事赤と白の同盟が結ばれることとなるわけですが、戦いのシーンのイーノの語りが素敵で、仲直りできて良かったねぇ…とホロリと来ちゃいました。

赤と白が同盟を結ぶと黒は厳しい立場になっちゃいますが、いっそ3色全て同盟を結んだら世界崩壊止まるんじゃ?なんて思ったり。

イーノルートの凪咲は安易に流されず、めちゃくちゃ冷静にイーノを諭してくれるので安心感がありました。対話に持って行く流れはどのルートも近いものがあるのですが、THE人間にしか思いつかない方法って感じで良いですよね。

幸せなエンドに辿り着くまでに何回食べられたか分かりませんが、最終的に人間の愛し方に行きついて良かったです。
正直白の連続殺人犯はイーノだと思っててごめんなさい……(オイ

イーノもアルヴィンもバッドエンドに愛喰いがあったので、なんとなく白の領土に怖いイメージがついたのは内緒です(小声

フィン CV:阿座上洋平さん

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独占欲と執着心が強すぎる

冷静沈着な黒のルーク。尻尾で感情を表現するのがあまりにもわんこで可愛すぎました。

フィンルートで語られるのはもちろんアルヴィンのお話。アルヴィンルートで語られたのは、ある時狩りに出かけたフィンは戻らず、戻ってきた時には黒に所属していたというお話でした。

実際のところ、狩りに出たフィンは大怪我を負い、エリヤに助けられていました。エリヤから借りた黒の服を着て戻ったところ、裏切者扱いされてしまったというのが真相でした。

結果はどうあれ、家族が大変な時に傍にいられなかったのが全て……ではありますが、悲しいお話ですよね。

エリヤから凪咲のお世話係に任命されたフィンは、ボディガードでは飽き足らずお茶の準備から爪の手入れまで、甲斐甲斐しく世話を焼いてくれます。フィンは好きな子を甘やかしてダメをするタイプの人だった……!

割と早い段階で想いが通じ合ってからは凪咲一筋、何よりも最優先な溺愛っぷりが素晴らしかったです。もはや最強騎士様が離してくれません(異世界漫画風)状態でした笑。

実は嫉妬深くて好きなものにはとことん執着するのもまた良い!

強いしカッコいいしマメだし、フィンルートの2人は最高の幸せカップルだと感じました。

しかし今更ですが、全員分存在する温泉イベントの立ち絵が裸にしか見えなくて目のやり場に困ります。

腰に巻いてるはずのパレオが行方不明で、毎回「パレオどこ?」と思ってるのは私だけじゃないはず。

大団円ルート

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「どうすればビバリウムの崩壊を止められるか」にスポットを当てたルートです。

大団円での凪咲は特定の陣営に所属せず、コルトと行動を共にすることになります。

コルトには制約があり、世界を救うための具体的な方法は話せないため、獣人たちと協力して滅びに抗う方法を探る流れに。しかもコルトは近く消滅する運命にあるようで……?

結論から言うとビバリウムという世界は、宇宙をさまよっていた神様が地球を参考に作った箱庭の世界

獣たちの進化を微笑ましく見守っていた神様ですが、長い放浪生活で寿命が尽きかけており、ビバリウムと共に滅ぶ運命にありました。

しかし神様はビバリウムに暮らす命たちに愛着があり、どうにか彼らを救うために地球への移住を計画します。

そのためには彼らに人間の世界でやっていけるか見極める必要があり、人間の常識を教える先生役に選ばれたのが凪咲だったのです。

正直獣人たち人間社会でやっていけるんか?間違いなく異分子になるし、世界中大混乱だよなぁ……なんて心配していたのですが、地球が神の力で「元々獣人と共存していた世界」として作り替えられる形で移住に成功したのにはビックリ。なんという力技。

実質コルトルートになるのかなぁと思っていたので、移住後の描写が少なかったのは残念。欲望エンドの方はビバリウムに残るのかなぁと思いきやそんなこともなく\(^o^)/

良い雰囲気なのは結構ですが、それぞれが抱える問題が、どのルートよりもスピーディーに解決していくので、若干「個別ルートのあの苦労なんだったの?」って思っちゃいますよね。

ずっと謎だった世界崩壊を止める方法が分かったのは良かった。しかし、一見幸せに終わった個別ルートのその後が滅亡に行き着いたんじゃないかとちょっと心配になりますね……

余談ですが、鳥海さんのお声がコルトの飄々としているけどちょっとミステリアスな感じにピッタリで素敵でした!

コルトと凪咲の組み合わせが好きで、もっと見ていたい…!となります。FDで攻略……できませんか?(オイ

好きなところと物申したいところ

『Honey Vibes』の好きなところ

獣好きにはたまらない

喉を鳴らしたり尻尾に感情が表れたりと、攻略キャラクターたちの仕草にケモ要素が詰まっています。

ふとした瞬間に「人間とは根本的に違うんだなぁ」と感じる違いを見せつけられてゾッとするのもまた良きでした。

スタイリッシュなイラストがとても綺麗

シンプルで淡い色使いが綺麗で、ずっと眺めていられるくらい素敵でした。

サブキャラも魅力的で良かったです。バカップルかわいい……笑

全体的に肌色多めでギャラリー一覧からスチルを見直すとちょっとドキッとするかも。

『Honey Vibes』に物申したいところ

個別ルートの終わり方が雑

全てのルートで根本的な問題が解決しないまま終わるためモヤッとしました。

総評

ストーリー  : 3 out of 5 stars (3 / 5)
グラフィック : 5 out of 5 stars (5 / 5)
音楽     : 4 out of 5 stars (4 / 5)

システム   : 4 out of 5 stars (4 / 5)
ボリューム  : 3.5 out of 5 stars (3.5 / 5)

総合評価   : A

甘さはほどほど〜高め。番同士がイチャイチャするのが当たり前の世界観ゆえに全体的に甘めです。

正直R18で見たい場面が多かった(コラ

BGMは常夏ハッピーな感じをイメージしていたら、ミステリアスなコーラス入りのタイトル曲(イェイイェイイェー)に良い感じに予想を裏切られました。OPテーマもカッコよくて好きです。

自由奔放な獣人たちの世界で理性を武器に生き抜く主人公、良かったです。

ルートによって流されやすさに差があるような気がしましたが、個人的にイーノルートの主人公が好きでした。

ただ、優しい性格ゆえに虐げられている弱者を放っておけず、助けに入る→怪我を覚悟してギュッと目を瞑る→誰かが助けてくれる 的なパターンが多いのはちょっと気になりました。

細かなシステム面では、選択肢ジャンプが爆速なのが良かったです。

まとめ

この作品がおすすめな人

・もふもふ人外(獣人)が好きな人
・糖度高めの作品を好む人
・サクッと遊べて萌えられる作品を探している人

攻略キャラの魅力が素晴らしく、どのルートもそれぞれに良さが感じられました。

重要な部分が大団円ルートに丸投げなため、ストーリー重視の方にはおすすめできませんが、好きになれるキャラがいればハマるのではと思います。(逆に刺さるキャラがいないとイマイチに感じられるかも)

一部エンドに若干のグロ描写があるため、苦手な方はご注意下さい。

グロ描写について

エンドによってはヒロインが物理的に食べられるシーンあり。(多分5回くらい…?

画面に赤エフェクト&グロ目の効果音が苦手な方には厳しいかもしれません。

苦手な方はバッドエンド(&欲望エンド)回避推奨です。

そもそも獣人なあたり好みは分かれそうですが、個人的にはFDが出たら遊んでみたい!と思えるほど面白かったです。

それにしても新作同士の発売日、近すぎやしませんかね……?

ここ1ヶ月の間に新作が一気に4作品も発売されているの、いくらなんでも詰め込みすぎじゃないかと思います。

「〇〇が発売されるから〇〇は様子見」的な買い控えが起きちゃいそう……。

たくさん新作が出るのは良いことですが、もう少しバラけてくれると嬉しい(文句言うな

長くなりましたが、お付き合い下さりありがとうございました!

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実際に遊んだ感想も記事にしているので、良ければレビューも参考にしてみて下さい!

この記事を書いた人

モッチと申します。
2022年からゲーム特化WEBライターとして活動中。
プレイした作品や漫画の感想をのんびり書き綴って行きたいと思います。
時々謎の生物にゃっこが出現します(誰

ゲーム特化のWEBライターとして活動しており、企業サイト様への納品実績があります。レビューなど仕事のご依頼はお気軽にご連絡下さい。
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