こんにちは、モッチです!
今日は「ジャックジャンヌ」のプレイ感想を、作品紹介 → 個別ルート感想 → 個人的レビュー → 総評 → まとめの順に書いて行きたいと思います。
・ネタバレを含む部分は、「続きを読む」ボタンでワンクッション置かせて頂きます。
本日もよろしくお願い致します。
目次
作品紹介
ジャックジャンヌとは?
OPムービーなど
ジャックジャンヌはブロッコリー様より2021年3月18日に発売されたSwitch用ゲームです。
一応乙女ゲームと言われていますが、個人的には『恋愛要素やリズムゲームありのアドベンチャーゲーム』位の印象で、乙女ゲームが苦手な方でもプレイしやすいのではと思います。
男子のみが通える歌劇の名門「ユニヴェール歌劇学校」に条件付きで通えることになった主人公:立花希佐が、仲間たちと絆を深めながら課題クリアを目指すストーリーとなっています。
ネガティブな予想を打ち砕く面白さ
最初の頃は「正直は内容よく分からないけれど予約だけしておくか…」位の気持ちだったのですが、体験版が予想以上に面白くて発売がめちゃくちゃ楽しみになりました。
案外私と同じような方もいらっしゃるのではと思います。
私のようなひねくれた人間は、絶賛されているゲームを見ると逆に警戒してしまうんですが、この作品は絶賛が多いのも納得できる面白さでした。
周回が大変
面白さは文句無しですが、全員のルートを見るために何周もするのはなかなか大変です。
というのも公演までの期間、1日1日レッスンをして主人公のステータスを高めていく必要があるんですね。
一部の期間を除いて1週間単位でレッスンできるので多少は楽ですが、何周も同じことをするのはなかなか大変でした。
特に2周目以降は基本スキップ+ちょこちょこ操作する感じになるので、何か他のことをやりつつ並行して進めると気分的にも楽でした。
私はSwitchの画面をチラ見しつつ、隣でスマホアプリのレベル上げ周回をしていました(笑
ストーリー概要
男性だけで構成された劇団、玉阪座。
男性が女性も演じる玉阪座は、役者を育てつつ公演を行うユニヴェ-ル歌劇学校も有しており、そのどちらが行う公演も、圧倒的に煌びやかな世界が観る人の視線を1秒たりとも逃さない。
ユニヴェール歌劇学校では狭き門を突破して入学した才能ある生徒たちが4つのクラスに分かれて演劇を学び、ユニヴェール内で最優のクラスという称号を勝ち取るため、競い合っていた。
演劇の道を諦めていた主人公『立花希佐』は、とある出来事がきっかけでふたつの約束を条件にユニヴェール歌劇学校の生徒になることを特別に許可される。
その条件とは、1年の最後にある最終公演で主演になること。
そして、女性であることを隠し通すこと…自身の夢を叶えるため、所属するクラスのため、『歯車』となって仲間たちと絆を深めていく主人公。
仲間たちと過ごした先に主人公を待ち受ける未来とは……?
引用元:https://jackjeanne.com/
ヒロイン紹介
主人公:立花 希佐(CV:寺崎 裕香さん/ボイスON-OFF可)
女であることを隠してユニヴェール歌劇学校に入学した本作の主人公。
兄は天才役者の立花継希。
男役のジャックと女役のジャンヌ、どちらも演じられる可能性を秘めている。
自身の夢の実現と所属クラス『クォーツ』の優勝のため、人々の心を動かす『歯車』となって舞台に立つ。
引用元:https://jackjeanne.com/
攻略キャラクターとおすすめ攻略順
本作のルートは全部で7つ。
攻略キャラクター6名に加えて主人公:立花希佐のルートが存在します。
他にもサブキャラも個別イベントを読み進めていくと、希佐ルートの最後の方で特別なイベントが見られます。
攻略順は自由ですが、個人的には白田先輩を初回におすすめします。(理由は本編のネタバレになるので割愛させて頂きます)
6人攻略後に希佐ルートをクリアするとベストエンドが見られるので、全員攻略するつもりであれば希佐ルートは最後がおすすめです。
参考までに私は白田→世長→睦実→織巻→高科→根地→希佐ルートの順に攻略しました。
私流攻略方法
・8/1時点の共通セーブを作る。
8/1にしたのは合宿での個別イベントを見るため。
合宿までは目当てのキャラ複数人の親密度とパラメータを満遍なく上げつつ、親密度イベントを見ていく。
私は最初に2人分、次に4人分のセーブ作って攻略しましたが問題なくいけました。
3人・3人で分けると確実かもしれません。
但し1名親密度イベント発生期限が短い(期日までにイベントを見ておかないと攻略不可になる)キャラが居るので要注意です。
利点:
最初から始めるのが2回だけで済む。
新人公演と夏公演を飛ばせるので時短になる。
難点:
誰に話を聞こう?→〇〇さん や、1番好感度が高い人が話す場面など、細かい差分イベントが一部見れない。
キャラごとの違いを全て見たい場合は1人ずつ最初からプレイすることをおすすめします。
・平日は目当てのキャラのパラメータのみレッスン。
・休日は目当てのキャラに会いに行く。
後半はパラメータより親密度の方が不足しやすいため、目当てのキャラがマップに居る場合は必ず会いに行くこと。居ない場合はモナでパラメータを上げる。
・休日を潰さないため体力回復(寝る)は平日に行う。
こんな感じで攻略しました。
大体毎回2月上旬にはパラメータがLv30になり、好感度もMAXになっている感じです。
余裕があれば欲を言えば1ルートにつきサブキャラのイベントも1~2人見ていけると効率良いです。
攻略キャラクター&キャスト紹介
高科 更文 |
CV:近藤 孝行さん |
睦実 介 |
CV:笠間 淳さん |
根地 黒門 |
CV:岸尾 だいすけさん |
白田 美ツ騎 |
CV:梶原 岳人さん |
織巻 寿々 |
CV:内田 雄馬さん |
世長 創司郎 |
CV:佐藤 元さん |
個別ルート感想 (ネタバレON/OFFボタンあり)
白田 美ツ騎 CV:梶原 岳人さん
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初回に攻略したので共通ルートの内容も含めて感想を書いて行きます。
白田先輩、塩対応ですが打ち解けるとめちゃくちゃ話してくれます。
希佐のことを密かに気に入っていて頼られたいと思っていますが、踏み込もうとするといつもスッと距離を取られてしまう。
そんな時に御法川先輩と楽しそうに話している姿を見て、カーッとなってしまうシーンが好きです。
お前が他の人と話しているのが嫌だと言われた時は独占欲か…!?となりました。
それでも身の上を話せない罪悪感よ…不安にもなりますよね(´・ω・`)
・夏公演
根地先輩が「夏公演で希佐が個人賞を取れなければオニキスかロードナイトに転科させる!」と強引に決定。
ジャックが欲しいロードナイトとジャンヌが欲しいオニキスは、希佐獲得を目指してお祭り騒ぎに。
自分はクォーツに必要ないのかなと落ち込む希佐ですが、根地先輩は元からそんな気はさらさらなかったんですね。
希佐が周りから吸収して成長するタイプだと見抜いていたので、他のクラスを見学させることで成長の糧にしたのでした。
夏公演で希佐は向井という先輩ジャックを演じることになるのですが、最初の頃はどうしても可愛らしさが勝ってしまいうまく演じることができません。
しかしカイ先輩のアドバイスでジャックの演技ができるようになって以降は、希佐の声のトーンが全然違っていて「声優さんってすごいなー!」と感心するばかりでした。しかし何度見ても先輩には見えない向井
根地先輩、完璧超人すぎるし実はアンバーから来たという話を聞いて、私の中で得体知れない度が上がりました(笑
・秋公演
希佐とスズ君が悪役の「かりうどコンビ」を演じることになるも、配役に選ばれなかった創ちゃん。
自分はスズ君や希佐とは違うという、これまでの悩みが一気に表に出ます。
卑屈になり2人を避けるようになった創ちゃんと衝突するスズ君。
なかなか仲直りのきっかけを掴めないものの、いつか話ができると信じて練習を続けていました。
そんな最中、スズ君が左足を痛めて役を降りることに。
代役を創ちゃんにお願いします。
強い決意と共に引き受けた創ちゃん。
スズ君用に用意された役なので、最初はうまく行きませんが周囲からヒントを得て新たに「双子のかりうど」を編み出します。
希佐と2人、息のあったコンビが見れて嬉しかったです。
希佐のマジキチ演技すごいよ…創ちゃんも絶叫すごいよ驚いたよ…君たちが悪の華だよ。
同時にクォーツのクラス優勝を支えるため、自由を封じて1人努力し続けるフミさんを孤独から救う盛り沢山な内容でした。
毎回公演まで問題がぎっしりな上、当日も何かしらやらかすので目が離せないよ…!
キサ&創ちゃんからの挑戦状を受けたフミさんが、これ以上なくいきいきしていて楽しそうで、こちらまで楽しい気持ちになりました。
そして秋公演最高でした…創ちゃん化けましたね。
幼馴染コンビが好きすぎて、最初に2人があの衣装でスチルでバーンと出てきた時もう既に好き!となりましたよね(笑
↑最高OF最高スチル
☆楽曲
ゴーストパーティのエンディング感が好きです。
・冬公演
秋公演を終えて生き生きしているフミさんと創ちゃん。クラス全体の空気も良い感じです。
対して今のままじゃダメだと焦りを感じているのがスズ君と白田先輩。
冬公演はクラス優勝を捨て、クォーツ全体のレベルアップを図るために使うとのことでした。
希佐と白田先輩のダブルアルジャンヌにフミさんがジャックだったりと不思議な配役。
でも実はそれぞれの苦手とする部分にスポットを当てたキャラクターを配置されているのでした。
希佐に与えられたのはどこまでも女らしいチッチの役。
演技力のついた今、キサが女を演じたら気付かれる可能性も高く、思い悩むことになります。
この辺り、脚本とはいえ毎日白田先輩から「嘘つき!」と罵られてついには震えてしまう希佐が本当に可哀想でしたね…
皆の本質を見抜いている根地先輩は本当に天才ですね。そして容赦なし。
突破口を開いたのが白田先輩からアドバイスを受けた創ちゃんというのが何だか感慨深かったですね。成長したなぁと…
それをきっかけに皆ぎこちなく、手探りで克服していくのでした。
中でも白田先輩の成長がすごくてですね、今まで隅で我感せずしていたのが一気に主役を与えられ無理だと苦しむのですが、キサや周りの支えもあって少しずつ変わっていきます。
後輩だけでなく先輩に対しても意見をはっきり述べるようになり、3年生が卒業したらクラスの中心となって活躍してくれるだろうと思わせてくれました。
これらの変化は希佐が与えたもので、改めて希佐はすごいなぁと思います。
女性だとバレることを恐れて演技に身が入らなかった希佐自身も、例えバレたとしても夢を追いかけることを決意します。
そして始まった冬公演。
田中右先輩もいるし(ガン見)、希佐の秘密は皆にバレてしまうのかな…?とすごくハラハラしました。
白田先輩の個別イベントを進めていたので、希佐が隠し事をしていて白田先輩が性別に気付いている辺りのお話がすごくしっくり来たのですが、個別イベント進めていない場合も同じ流れになるのかな…?
知っていても「お前が何者でも赦す」と聖母のように包み込んでくれて希佐が号泣するシーン、見ているこちらも救われたような気持ちになりましたね。
白田先輩めちゃくちゃ信頼してくれてますやん…好き…となりますね(やめろ
☆楽曲
オーラマハヴェンナ!…「♪中身の痛みは蜃気楼(?)」のところで、制服を着た希佐がジュッと消える演出が、男を演じている自分を捨ててチッチを演じる比喩なのかなとか感じられて毎回「あぁ・・」となります。
冬公演の後、クリスマスから個別ルートに入ります。
・最終公演
そんなこんなでついに迎えた最終公演。
無事主役に選ばれて万歳な希佐ですが、クラス優勝は諦め再び後輩育成に力を入れた布陣になんとも言えない空気のままスタート。
3年の優秀な先輩達が一気に抜ける穴を白田先輩が埋めなくてはならず、クラスのために大好きな歌まで捨てなくてはいけないというクォーツの現実が辛いですね。
お話はどこまでもシリアスなんですが、アンバーの練習室に怨念が渦巻きすぎていてちょっと笑ってしまいました(オイ
アンバーには奇妙で不思議な魅力がありますよね。
ちょいちょい希佐を誘ってくる田中右先輩に着いて行きたくなったのは私だけではないはず。
皆がクラスを大切に思う気持ちがぶつかり合ってぐちゃぐちゃになっていたのですが、白田先輩がクラス優勝と歌を諦めない決意をしてようやくスタート。
2人で冬公演の淡雪を歌うシーンが最高に良かったです。
が、この時既に残り20日くらいしかなくて大丈夫か!?と不安になりました(笑
白田先輩ルートでは77期同期達との会話が多いのがまた良かったですね。
田中右先輩という脅威を同期に持つ仲間として奇妙な連帯感がある77期生達。
彼の新人公演を見て心を折られて辞めてしまった仲間も少なくないのだとか。
白田先輩がちょくちょく御法川先輩に嫉妬して牽制するのが微笑ましかったですw
恋愛面は大分サラッとしていて、どちらかというと信頼の方が強い感じでしたが、この2人ならこの先も大丈夫!と思わせてくれる良きパートナーでした。
来年度の白田先輩の負担が大きすぎるのが不安ですが、最初の頃と比べて本当に成長したなぁ…と思います。
最初の頃は演劇に対して情熱が薄いというか、どこか他人事っぽい雰囲気だったので、後輩達に影響されて少しずつ熱くなっていく先輩が最高に良かったです。
細かいイベント差分も多く、温泉イベントを見ていると、女性バレした後「…えっあの時温泉にいたよね?」みたいなイベントが追加されて面白かったです。
世長 創司郎 CV:佐藤 元さん
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自分にはない魅力を持っていて、周りから認められるスズ君と希佐に引け目を感じている様子。
停滞している状態からどう変わるのかな、と1番今後が気になっていました。
思っていたんですが、創ちゃんを取り巻く状況が容赦なさすぎて辛かったですね。
周りから注目されているスズ君&希佐と創ちゃんとの対比が痛々しいくらいに描写されているんですよ。街を3人で歩いていて2人がキャーキャー言われているのを横で見させられたり。
特に秋公演の辺り胃がキリキリしました…
でもここで折れるか食い下がるかで未来が変わるんじゃないか。
頑張れ…今こそ立ち上がるんだ…!と部屋の隅から応援しておりました(お前がゴーストか
創ちゃんは昔から希佐のことが好きで、それがちょくちょく態度に出てしまうのが微笑ましかったです。
態度に出すぎて周りからどう見られているんだろう・・と不安になるレベルで(笑
温泉でバッタリ遭遇するイベントでの選択肢「一緒に入ろうか」には笑ってしまいましたw 希佐は鬼畜である。
冬公演でチッチにヨモギ売りされる時に照れまくってたのも可愛い。
告白の時の『小さい頃希佐ちゃんに恋した気持ちは僕と一緒に成長してきた』という台詞がロマンチックでじーんとしました。
でもその後改めて「僕たちって付き合ってるんだよね!?」と確認に来るのが可愛すぎましたね。
希佐がどっしり構えていて男前すぎるからだぞ…と(笑
希佐も実は創ちゃんから見えないところでは照れていて可愛かったです。
そんなふわふわした幸せを真っ向から打ち砕きに来る創ちゃんの最終公演は覚悟した方がいい…
こうきたかという感じで先が気になって仕方ありませんでした。
最終公演、創ちゃんがジャックエースに選ばれて喜ぶ傍ら、アルジャンヌに選ばれたのは白田先輩でした。
希佐は校長先生との約束通り、最終公演が終わったらユニヴェールを去ることになります。
実は創ちゃんと希佐をペアにする案もあったそうですが、主役が初めてな創ちゃんの補佐をするのは希佐では荷が重いということで、白田先輩が選ばれたのでした。
自分の実力不足が希佐の夢を奪ってしまったことに気付いた創ちゃんは苦しみます。
私自身、見ていて胸が苦しくてジリジリ焼けるような感覚を味わいました。
ゲームでこんなしんどい気持ちになるとは…
先輩達何してくれてるんだ…!と叫びたくなりましたが、希佐が主役に選ばれなければユニヴェールに居られなくなることなど知る由もありませんもんね…仕方ない。
誰も悪くないのに誰も幸せじゃない状況が本当に辛かったです。
そんな空気とただならぬ状況を汲み取った白田先輩が希佐と主役を交代する事態になりますが、これではい良かった!とはなりません。
希佐と組んでいる時は気持ちが乗って上手な創ちゃんですが、逆を言えば希佐以外と組んでもまともに演技ができずにいました。
先輩達はその辺りの問題をどうにかするために今回の配役にしたんだなぁと、ここでようやく気付きました。
秋冬で良い演技を見せて変わったと思っていましたが、人はそう簡単には変わらないんですね(´・ω・`)
創ちゃんのルートに絡んでくるアンバーの百無君は、田中右先輩以外はどうでもいい(むしろ邪魔)と考えており、予想以上にやばい奴でひぇぇぇ!となりましたがある意味究極な一途なのかなと。
そんな百無君の目的は、自分と似ている創ちゃんを育てて田中右先輩の養分にしようというものでした。
百無君と話して以降、彼に引きずられ希佐だけを見て演技をするようになる創ちゃん。
演技も格段に上手くなりますが、どこか危ないというか怖いものがありました。
他の皆と作り上げてきた舞台ですからね、希佐だけを見ても良いものは作れないでしょう(´・ω・)
スズ君の言葉でクォーツが大切な気持ちを取り戻し、仲間と一緒に最終公演へ!となる流れが良かったです。
真っ向からぶつかって来てくれるスズ君は本当に良いお友達ですよね…
ギリギリまで悩んで出来上がったイザクという役は、ジャックエースにしては華やかさに欠ける役回りだったかもしれませんが、やや後方から皆を支える立ち位置にいる創ちゃんにはぴったりだなと思います。
フィガロやフギオーとはまた違う、演技の幅が広がりましたね。
これからも沢山悩むんだろうなぁ、でもその度に成長して行けるんだなと思える終わりでした。
百無君は怖かったですけどね(まだ言うか
彼も良い感じに成長してくれそうです。
希佐から学ぼうとして執着してくれたらいい。
余談ですが2月上旬くらいの希佐執着期に、周りの人たちは創ちゃんのことをどんな目で見ていたのか非常に気になります(笑
ヤンデレ大好きなんですけどね!?ただクォーツの皆も同じくらい大好きで、創ちゃんはどん底からの頑張りをずっと見てきたので「そうなっちゃダメだ…!」みたいな気持ちの方が強かったです。
睦実 介 CV:笠間 淳さん
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実は冬公演のラストで神父がチッチの元に現れたシーン、あれはどういう意味だったのかずーっと気になっていまして、カイさんのルートをプレイすれば何か分かるのかなと思い3番目に特攻してきました。
結論から言えば神父とチッチは正にカイさんと希佐を象徴していたのかな?と思います。
純粋無垢だったチッチは最初のシーンで神父によってハヴェンナ色に染まりますが、最後には逆にヨモギ売りとして神父を欲望に染め上げている。
ユニヴェールに来た透明な希佐が段々ユニヴェールカラーに染まっていき、逆にカイさんを染め上げたということなのかなぁと。
個別ルートのイベントで感情が爆発して心の奥底を吐露するカイさんを見て思いました。
最初はルキオラと仲直りした後もヨモギ売りしているチッチを見て、女って怖いなー位に思っていましたw
短いものの印象的なシーンでしたね。
カイさんは物静かであまり率先して人と接するタイプではないため、後輩を喫茶店に誘っただけで周りから驚かれてしまう程です。
しかし希佐と2人でいる時の穏やかな空気感がとても好きでした。
人付き合い苦手なカイさんが希佐と過ごす時間は苦じゃないというのも特別感ありましたね。声がどこか柔らかい気がしました。
どっしりと構えて揺るがない強い方という印象があったのですが、カイさんの根底には家族を失って孤独に生きてきた寂しさや自信のなさが見え隠れします。
これからも1人で生きていくんだろうか…と漏らすシーンは悲しくなりましたね。
希佐の境遇はあまり語られませんが近いものがあるんじゃないかなと思います。最早2人寄り添って生きていくしかない…
普段動じないカイさんの温かな涙が印象的でした。
個別ルートに入るところのクリスマスのイベントは、穏やかな雰囲気をニコニコ眺めていたら一転してヒヤヒヤしました。
希佐が子供を庇って事故に遭い、救急搬送される流れでカイ先輩にバレてしまいます。
幸い擦り傷程度だったとのことですが、車に轢かれたのに本当に大丈夫!?と超不安になりました。
後々実は足を痛めていて…とかにならないといいなぁ。
カイさんはフミさんや皆に対してどことなく劣等感がありますが、希佐を輝かせる器としての役割は誰にも負けないし譲りたくないと考えていました。
最終公演はフミさんがジャックエースに選ばれる流れか!?とこれまたヒヤヒヤしましたが、無事カイさんが選ばれて良かった…!
どのルートでも校長先生が主役に選ばれたことを良かったな!と言ってくれるのですが、「ユニヴェールにいられるレベルを保ちながら、女性だとバレずに女性を演じるのはとても難しいこと」と言っていて確かになーと思いました。
何となく女性がジャンヌを演じるのはズルいんじゃないかみたいな思いがあったのですが、「男性が演じている女性を演じる」のはよく考えたらとても難しそうですね…
カイさんのルートでは希佐の天才さが3割増くらいで表現されていて、根地先輩の指示通りに自分の演技を微調整していく希佐SUGEEEとなりました。それを受け止めて即時対応するカイさんもSUGEEE(語彙力ないな
「華やかに」と言われたらしっかりキラキラした演技になっていて、何度目か分かりませんが声優さんすごいなぁと思いました。
しかしそんなすごい演技ができても主役としてはまだ足りないんですね…
希佐はアルジャンヌを演じる自信がない様子。
アンバー生達から「何あれ・・・」とクスクス笑い者にされた挙句、カイさんのことまで悪く言われてしまいます(´・ω・`)奴ら女子のいじめかよという感じの本当に嫌なノリでしたね…
しかし希佐の瀧姫が見られたのが密かに嬉しかったので全て許しました(オイ
自分ならまだしもカイさんまで悪く言われるのが許せない希佐は1人必死で稽古しますが、どう見ても無理をしていて、身体を壊さないか心配になりました。
田中右先輩のアドバイスで見た継希兄の映像。
アルジャンヌ姿が美しすぎましたが「こうなりたい」という気持ちを暴走させてしまう諸刃の剣感がありました。
このままでは壊れかねない希佐を救ったのはやはりカイさんでしたね(´;ω;)
アンバーのいじめっ子達に嫌なことを言われても、むしろアドバイスで返してあげるカイさんは懐が広すぎる。あんなクソ生意気ゴフゴフ…攻撃的な子達、私だったら顔面をグーで殴ってます(やめろ
カイさん希佐への愛がものすごく深くてめちゃくちゃ求めてるんだな…と。そんな感情を恥じていたところも引っくるめて愛おしいと思ってしまいました。
2人だと素直に甘えてくるカイさん可愛すぎません…?
最終公演のカイさんは皆を支えながら先陣を切る正に大黒柱といった安定感がありました。
黎明の空の先、素敵すぎました(*´ω`*)
これはスタンディングオベーション!!
山男だったカイさんがすっかり喫茶店に慣れた様子も微笑ましい終わり方でした。
最終公演のカイさんと希佐が、教会の子達の夢になるといいなーと思います。
カイさんルートのしんどい三銃士
・アンバーからの集団いじめ
・ゴリゴリメンタルを削られて追い詰められる希佐
・カイさんに何となく避けられる
織巻 寿々 CV:内田 雄馬さん
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才能の塊。
スズ君には華があると言われるのは何か分かるなぁと。
内田雄馬さん、『カリギュラ』というゲームの楽曲をセルフカバーされていて、歌を聴いた時から只者ではないと思っておりましたが、改めてお上手だなぁと惚れ惚れしました。
スズ君の個別イベントはラブコメ色強くて面白かったです。
早い段階から自分でもよく分からないうちにキサちゃんのことを意識しているスズ君。
希佐とあおちゃんが遊んでる場面に遭遇して、カップルだと勘違いした時のこの世の終わりのような顔よ…w
肝試しイベントで怖いを選択すると希佐が本気で怖がっていて可愛かったです。
平気だとどーんと構えていて全然反応が違うんですよね。結構選択肢による違いが大きいんだなぁと感心しきりでした。
物語序盤で大活躍した反動か、他ルートでは正直後半若干影が薄い印象でした(すみません
多分希佐と絡む役どころでなかったせい。
実は割と早い段階で女性だと気付いていたのですが、クリスマスに改めて女性だとバレて以降は創ちゃんとも協力して、希佐がユニヴェールにいられるよう秘密を隠し切る決意を新たにします。
余談ですが、これ以降創ちゃんの反応も気になって休日話しかけたくなって困りました。
最終公演では見事希佐がアルジャンヌ、スズ君がジャックエースに選ばれますが、何と他クラスも全て1年生が主役ポジションに選ばれるという異例の布陣でした。
スズ君とチャンスはよく似ていてピッタリの役柄ですが、希佐相手のシーンを演じる際、強く意識してしまい、うまく演じることができません。
そのせいで周りの先輩達も「何か変だ…?」となり危うい雰囲気に。
それでも迷いを断ち切ってからのスズ君の勢いは凄まじく、今度は希佐がついていけない事態に陥りますが、スズ君を好きな気持ちを自覚してからは、その気持ちをシシアに込めようと決めます。
スズ君のルートは1年生の同期達が、先輩達との差に悩みながら頑張っている姿が良かったですね。
お互い刺激し合う良い関係でした。
加斎君には真剣にパートナーが欲しいし、稀ちゃんはロードナイトが大変な状況ですが、お兄ちゃんの跡を継いで頑張って欲しいです。
来年以降も彼らと切磋琢磨する姿も見てみたいものです。
アンバー勢が嫌がらせに来るのはもはや恒例なんでしょうか。
今回も紙屋君がノリノリでキサちゃんを罵りにくる訳ですが、なかなか激しい嫌味が炸裂するのでこいつ…!となりました(笑
それが結果として希佐の成長に繋がったりするのですが、いつかは紙屋君とも他の同期のようにライバル的な関係になれていればいいなぁと思わずにいられません。
スズ君との個別イベントでは度々キスの演技を練習するお話が出てきましたが、最終公演の劇中に登場するというのも、ベタですが良い演出でしたね。
しかし最終公演直前でチャンスがキスをする場面に違和感を覚えてしまったスズ君。
チャンスが勢いでシシアにキスをして「女を黙らすにはこれだっておじん達が言っていた!」みたいな台詞を言うシーンですが、自分だったらこんな誠実さに欠けることは言わない的なことを言うんですね。
ましてや愛の告白をしている時に「おじん達がどうとか言われたらスンッてなる」という話に笑ってしまったのですが、ここでスズ君のキス感を聞かされることになったクォーツの面々の微妙な顔と空気感に思わず吹き出してしまいました。創ちゃんすごい顔してましたよ…笑
そうしてスズ君の判断(アドリブ)に任された最終公演はハラハラしましたが、好きを表現した時の詩的な台詞が素敵すぎて…
スッと出てくるスズ君はやはり天才だなと思いました。
ラストは2年生になって新1年生の試験を担当している2人が、「立花先輩だ!」「スゲー!!」などと憧れを浴びている姿を見られてニヤリ。
一年前同じように先輩達を見ていた2人が、今は先輩達の位置に居るのがなんだか感慨深かったです。嬉しさと同時に先輩達がもういない寂しさが少し。
やっぱり不眠王コンビ好きだなぁと思わずにいられない終わり方でした(*´ω`)
ただ全編通して創ちゃん複雑な気持ちだろうなー…と若干辛くなりました。
あと共通セーブでプレイしたら何故かスズ君の温泉イベントだけ見れなくてNooとなりました。
なぜか毎回フミさんがいらっしゃる…好感度調整ミスですね…
高科 更文 CV:近藤 孝行さん
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フミさんめちゃくちゃ美しくないですか…?
ただでさえ気品溢れているのにメアリー・ジェーンは天真爛漫で可愛いし、後半のジャック姿は格好良すぎるし、この人なんなんだと思っておりました(何
結構早い段階で何度も「俺、お前のこと好きだわ」と言ってくれるのにドキッとしました。
尊敬している意味での好きかなと思いますが、フミさんが言うと艶感半端なくて何だかシャレにならないといいますか。
海ではスマートにエスコートしてくれるし、髪の毛も切ってくれるし(?)、最早パーフェクトイケメンでした。
日本舞踊の家元である実家とのしがらみに悩むフミさんですが、希佐の励ましもあり無事和解。
ユニヴェールで力をつけてからいずれ家を継ぐ覚悟を決めます。
高科家の舞は好きだけど古い慣習にとらわれすぎだとか。
家出同然に飛び出したフミさんですが、ちゃんと自分の意見を伝えられて、家の方も理解してくれて良かったですね。
フミさんの悩みが解決した後は希佐の悩みを解決してくれる番。
実は入試の時から希佐が女性だと気付いていたというのには驚きました。
早い段階でとは思ってましたが、まさか初対面とは…知っていて影から色々助けてくれていたんですね。
そう思うと本当優しい先輩だなぁと思うのですが、同時にフミさんの言動を最初の頃から読み返したくなりました。
愛の言葉を真正面からぶつけて下さるのでドキドキしますね。
他ルートでは若干いつ好きになったんだろう感があった希佐も、フミさんには度々ドキドキさせられていて、個別に入った段階で好きだと自覚していましたね。
フミさんの最終公演は他ルートよりもアンバーの存在感が強かったです。
ただでさえ圧倒的な力を見せるアンバーが最終公演の優勝を勝ち取れば生徒達の心も折られますし、ユニヴェール上層部のアンバー贔屓が加速して、優秀な生徒をもっとアンバーに!みたいなことがまかり通るようになってしまうようです(´・ω・`)
そうなった場合、真っ先に狙われるのが希佐ということで、負けられない戦い感が半端ないのでした。
…と言いつつ田中右先輩がめちゃくちゃ希佐を求めてるんだなー、引き抜かれる流れもおいしいなとドキドキしていた奴がここに(オイ
完璧超人のフミさんと一緒に主役を演じることにプレッシャーを感じる希佐。
フミさんの華にふとした瞬間、圧倒されてしまったりするんですね。
フミさんに田中右先輩にアンバーの2人にと、凄すぎる相手に引け目を感じた希佐は自信をなくしてしまいます。
けれど周りの先輩達は希佐のことをかなり買ってくれているんですね。
オニキスを見学に行った際の海堂先輩の言葉が個人的にかなりグッと来ました。
海堂先輩、他のクラスだろうと惜しみなく相談に乗ってくれるし賞賛してくれるし器が広いというか、素晴らしい方ですよね。
フミさんと希佐は海堂先輩と菅地先輩のような熟練ペアにはなれないけれど、新しくて斬新な(新鮮な)ペアになれるんだと示してくれるのでした。
もーフミさん本当ずるいんですよ。
アルジャンヌの体の細さの話をしていた時に、「俺の体の周り測ってみる?」と希佐をからかってくるシーンがあるんですが、「じゃあ私のを測ってください!」という強気な選択肢で返すとあのジト目で「いいぜ…それだけで済むか分からないけどな」的にサクッと反撃されてしまうんですよ…!
読んでいてニヤニヤ通り越してグハッとなりました。かなう気がしませんねε-(´∀`; )
主役としてフミさんと組めるのはフミさんルートだけの特権!素敵なお話でした。
根地 黒門 CV:岸尾 だいすけさん
続きを読む
この泥棒猫!と言われて即座に悪女の演技で応戦できるキサちゃん天才すぎません…?
根地先輩は大天才。
脚本も演出も何もかも1人でこなしている時点で只者ではありませんでしたが、実はアンバー出身で田中右先輩のアルジャンヌを務めていた過去が判明したりと、どんどん天才感が増していきました。
何となく生き急いでいるのはいつか才能が枯渇する日を恐れているから?と思わせるイベントがありましたが、それは才能が枯れ、舞台に関われなくなり自死を選んだ父の姿を見ているからでした。
父の才能が枯れるきっかけとなったのは愛人の存在ということで、女性を恐れていると語る根地先輩に、希佐の心中は穏やかではなかったでしょうね(´・ω・`)
どんな気持ちで冬公演のドミナを演じたのか…
根地先輩の個別イベントはトリッキーな先輩に希佐がたじたじになる内容が多く、面白かったです。
街中で君(の才能)を愛してる!!!とか叫ばれた時は笑ってしまいましたねw
君が女性だったら僕は求婚していた!なんて冗談も飛び出すのですが、お父さんの話を聞いた後だと、笑い飛ばせない。きっと真実を知ってもそうはしないだろうなと複雑な気持ちになってしまうのでした。
この2人の面白いやりとりが好きで、進むことで関係が壊れてしまうのが怖く思えてしまいました。
クリスマスのイベント時点で、根地先輩は薄々希佐が女性であることに勘づいていて、それを確認するため即興劇で女として自分を誘惑するようお願いしてきます。
一つ前のイベントの逆バージョンですね。
希佐は演技に根地先輩を好きな気持ちが乗ってしまい、確信した根地先輩から拒絶されます。
同時に根地先輩を傷付けてしまったことを悲しみますが、根地先輩もこれまで希佐が必死で隠してきた覚悟を思い返して悩むんですね。
そして希佐のことばかり考えて、脚本が書けなくなってしまい、そこで初めて父親もこうだったんだ…と気付くのでした。
本当に台本が完成しないまま、日にちだけがどんどん経過していくので焦りましたね(´・ω・`)
最終的に父親と同じ入水を選んだ時には本当胸が締め付けられる思いでした。が希佐の存在が引き戻してくれて良かったよ…。ここで一緒に行く選択肢を選んだのですが、迷いなく先輩と添い遂げる覚悟の希佐の愛の深さに泣く。
台本完成を待つ間、皆は信じて待っていてくれるし、担任の江西先生が密かに関係各所に頭を下げて頑張ってくれていて、人の温かさにジーンとしました。
そんなこんなで他クラスから3週間程も遅れてスタートした練習は、てんやわんやの大忙し。
才能を失ってしまった根地先輩ですが、皆に頭を下げて鍛えてもらう流れが温かくて良かったです。
皆も優しいながら容赦なくビシビシ鍛えてくれましたね。
才能の喪失を誰よりも恐れていた先輩が天才のまま去ることなく、みっともなくてもあがく決意をしてくれた流れが本当に好きです。
田中右先輩が根地先輩のことをめちゃくちゃ気にかけてて微笑ましいというか新鮮でした。
誰かの「田中右先輩にとって、根地先輩は唯一の先輩」という言葉ですごく腑に落ちました。
後輩の田中右先輩って何だか想像つきませんが、ちょっと可愛く思える不思議。
根地先輩のルートは染み入るストーリー展開も良かったのですが、何だかスチルがすごく好きでした。
2人で海を見にいくスチルも海に1人佇むスチルも雰囲気がありますよね。
最後のプロポーズのスチルもどこか喜劇的にすら見えて根地先輩らしいなって思いました。素敵。
根地先輩ルートの央國のシシアが1番好きだったな。
立花 希佐ルート
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希佐のルートは「誰とも恋愛関係にはならないけれど活躍して結果を残し終わり!」みたいな流れを想像していたら全然違いました。
ユニヴェールの学園そのものにスポットを当てたストーリーがしっかりありました。
ユニヴェールのお偉いさん達の意向で来季からクォーツがなくなるという話。
ダンスに特化したオニキス、歌唱に特化したロードナイト、天才が集まるアンバーの3つに集中させるため、ふわっとしたクォーツは解体したい考えなんですね。(アンバーもふわっとしとるやんとか思ったのは内緒(オイ
天才である兄がクォーツにいた頃は触れられなかった話。
クォーツを救うために校長は希佐の才能に縋ったんですね。
理由が分かれば、あの唐突な始まりにも納得でした。
もしクォーツが解体されたら皆どこに転科になるか加斎君が予想していたのですが、スズ君はオニキス、白田先輩はロードナイト、キサと創ちゃんはアンバーという考察になるほど!と思いました。
クォーツ大好きなので解体などという未来は考えたくないですが、アンバーな希佐と創ちゃんもちょっと良いなと思ってしまった奴がここに(
クォーツ存続のためには最終公演でアンバーに打ち勝って存在感を示す必要があるのですが、田中右先輩の脅威で学園中に戦意喪失ムードが漂います。
希佐ルートの田中右先輩はアンバーからアルジャンヌを選ばず、1人でジャックエースとして舞台に立つ気でいます。
その理由が「自分のアルジャンヌは希佐しかいない」という何ともときめくものでして、田中右先輩の手を取るバッドエンドを見られることをすごーく楽しみにしていたのですが、何がどう作用したのか手を取れませんでした\(^o^)/
これまでずっと手を取ってきたのに何故なのか。
思い当たる理由といえば公演中の音ゲーで1回SSを逃したこと位しか思いつきません(一瞬寝落ちしてSになった
このままではいけないと話し合ったクォーツの皆。
希佐は性別を超えた「ジャックジャンヌ」としてシシアを演じることになります。
皆、希望を希佐に託したんですね。
重い役目ですがこれまでの頑張りをずっと見てきたので、希佐ならきっとやり遂げてくれるとクォーツの皆のように私も信じることができました。
希佐ルートで初めて田中右先輩のがしゃどくろ演技をまともに見られた気がするのですが、鬼気迫っていてやばかったですね。(真面目なシーンなのに頭の中にやばどくろという言葉が浮かぶ
あんな怪物に「舞台で迎えに行く」なんて言われたら、もはや掻っ攫う勢いで来そうですよね。
田中右先輩のがしゃどくろと、クォーツに支えられたシシアが舞台で激突する展開が胸熱でした。
央國のシシア、実は役柄とキャラが被りすぎている関係で、役というよりそのキャラ達にしか見えず、話に集中できていなかったんですよね。
しかしクォーツのメンバーがユニヴェールの古い壁を壊してね新しい時代を作る話の流れがキサルートの展開にぴったりで、最終公演はこれしかない…!た改めて思えました。
若干「1年生に重いもの背負わせすぎじゃない?」と思いましたが、それも希佐の才能がゆえかな。
良いお話でした。
結局継希兄の行方などは一切分からずじまいでしたが、最後の自由行動でオナカに話しかけた時に「頑張ったね、希佐」という声が聞こえたことが答えかなと思います。
なぜイタチになってしまったのか等々謎は尽きませんが、非現実なこともブロッコリーだからの一言で何となく納得できてしまうのがすごい。
希佐も肝試しの時、謎の光に連れてかれそうになってましたしね。神隠し的なものに遭ってしまったのかな。それとも自分の意志なのかな。
余談ですが、最終公演前に泣いてしまった創ちゃんを、継希君の言葉を借りて喝を入れる希佐が格好良すぎました。
細々とした感想
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☆御法川先輩について
御法川先輩やばくないですか!?絶対密かなファンが多いと思うんです。
希佐ルートの休日に何気なく先輩の元を訪れた際、先輩が稀ちゃんに激怒するイベントが始まってすごく驚きました。えっすごく重要なイベントだ…!?と。
「!」マークが付いていい位のボリュームでしたね。
先輩は役割柄、普段人を気にかけることが多いので、逆に気にかけてもらえるとどうしたら良いのか分からず照れるのが破壊力高かったです。優しさに飢えている…。・゚・(ノ∀`)・゚・。
希佐がロードナイトに入って先輩のパートナーになった展開も見たいなと思いました。
最終的に希佐が女の子だと気付いたような描写があり、俺クォーツじゃなくて良かった…と照れるシーンがまた破壊力高かったです。御法川先輩可愛すぎませんか…
☆鳳くんについて
実力はあるのになぜかネタ的な役ばかりで、もはや根地先輩の相方みたいになっていましたよ!?
秋公演でブクローの話し方を見た時最初笑ってしまいましたよww
どんな役でも毎回上手にこなす実力はさすがでした。
いつか鳳くんが主役級ポジションの舞台も見てみたいものです。
恐らくスピンオフで出るのでは?と期待してみます。
鳳くんの険のないきょとん顔?が好きでした。
☆おまけの公演台本について
改めて公演台本を読むと、こんな話だったかなー!と新鮮な気持ちで楽しめました。
公演、初回はじっくり見るのですが2周目以降はスキップしてしまいますしね。
改めて小説を読んでいるような気分になれまして、クオリティに脱帽でした。
個人的レビュー
ジャックジャンヌの好きなところ
丁寧に綴られる物語
シナリオは演劇本番に至るまでの練習場面が丁寧に描かれていて、自分も舞台の一員になったような気持ちで本番を迎えられました。
その本番も本当に演劇を見ているような演出で、クオリティが高く感心しました。
訪問会話のバリエーションが豊富
休日に好きなキャラを訪問することで好感度が上がるのですが、日付ごとに毎日違う会話が用意されていて同じ会話が一切発生しないのが本当にすごいと思いました。豊富ってレベルじゃないですね。
音楽が素晴らしい
ピアノを中心に透き通るようなメロディが美しく、ずっと聴いていたくなるような心地良さがあります。個人的にクォーツのクラスBGMがお気に入り。
キャラクター達が公演で歌う歌曲(全15曲)も素晴らしかったです。
ジャックジャンヌに物申したいところ
周回が大変
システム面は延々とパラメータ上げを繰り返す仕様なので、1周目時点で「これを2周目以降もやるのか…」と考えると非常に面倒でした。
しかもベストエンドの条件がシビアで複数人同時攻略も難しい。
Lv25位からのステータスの上りにくさはアップデートで改善されないかな…と思います。
公演中の音ゲーがスキップできない
練習期間の音ゲーは始まった後に右上のメニューからやめるを選択することでスキップできますが、公演本番は無理です。
公演の演出は素晴らしいけれど周回ごとに見るのは少し辛いものがありました。
スコアは前の周のものを引き継いでスキップさせて欲しかったです。
総評
ストーリー : (4.5 / 5)
グラフィック : (5 / 5)
音楽 : (5 / 5)
システム : (3.5 / 5)
ボリューム : (4.5 / 5)
総合評価 : (4.5 / 5)
2週目以降の個別ルートは大体1人当たり4時間程度。
話のボリュームは程よい長さですが、とにかく個別ルートに至るまでの作業に時間がかかります。
しかし大変な作業を乗り越えてでも、ストーリーを読みたくなる魅力がありました。
まとめ
最後に
面白かったー!けれど作業に疲れるのも事実で‥後に行くにつれて短くなっていく感想が私の力尽き具合を表しています(笑
2021年が始まったばかりですが、個人的には間違いなく今年1番の作品です!と言い切れる位面白かったです(気が早い
長くプレイしていた分、攻略を終えた後「終わった?嘘だろ…?」みたいな何とも言えない寂しさを感じていますが、まだサブキャラのイベントは全て見れていないので、少し休憩しつつじっくり楽しみたいと思います。
万人におすすめ!とは言い難いですが、間違いなく面白いので、気になっている方は是非プレイして頂きたいです。
気になるけど自分に合うか不安・・という方は、まずは体験版をプレイしてみると雰囲気が掴めるかなと思います。
余談ですがリズムゲームパートはオプションからボタンの割当を自分好み変更できるので、変更するとプレイしやすくなるかなと思います。何なら画面タッチでも行けるので・・!歌唱の方はやりづらいですが(オイ
長くなりましたが、本日もお付き合い下さりありがとうございました。
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