こんにちは、モッチです。
今日は『春ゆきてレトロチカ』(Switch版)のクリア感想を作品紹介 → 各章ざっと感想 → 個人的レビュー → 総評 → まとめの順に書いて行きます。
・ネタバレを含む部分は、「続きを読む」ボタンでワンクッション置かせて頂きます。
本日もよろしくお願い致します。
作品紹介
春ゆきてレトロチカとは?
『春ゆきてレトロチカ』はスクウェア・エニックスから発売されたビジュアルノベルゲーム。
不老の実「トキジク」をめぐり、四十間(しじま)家で起こる様々な事件を追うミステリーです。
物語は全て実写映像で進行し、まるでドラマを観ている感覚でプレイできるのが特徴です。

『428 ~封鎖された渋谷で~』など数々のゲーム開発に携わった伊東幸一郎氏の作品だよ!
プレイした感想としてはとにかく推理パートの操作性が悪い!
ストーリーも正直普通だなと思っていました。最後のお話を読むまでは。
しかしそんなネガティブな感想が最後の最後にバーン!とひっくり返される爽快感が最高でした。
是非ネタバレを入れずプレイしてみて下さい!
ストーリー概要
令和4(2022)年、春。
ミステリ小説家の河々見(かがみ)はるかは、科学者の四十間(しじま)永司の依頼を受け、
編集者の山瀬明里とともに、富士山麓にある永司の実家、四十間邸を訪れる。永司の依頼は、桜の下で見つかった白骨死体の正体究明と、
四十間邸に眠ると言われる“不老の果実”の捜索。大真面目に語る永司と、半信半疑のはるか。そんなはるかに明里が一冊の古書を差し出す。
そこに掲載されていたのは永司の先祖、四十間佳乃が書いた“不老の果実”をめぐる、百年前のある物語。
それは小説の体裁をとった、実際に起こった殺人事件だという。古書を読み終え、事件の謎を解き明かしたのも束の間。
引用元:https://www.jp.square-enix.com/retrotica/
はるかの目の前で四十間家を揺るがす殺人事件が起きた・・・

レビューを見る際はネタバレに要注意!

感想を検索するのはクリア後がいいよ!
主人公紹介
主人公:河々見 はるか(桜庭 ななみさん)
【主人公・ミステリ小説家】
引用元:https://www.jp.square-enix.com/retrotica/
ミステリ小説を書くのみならず、解くことにも長けた明晰な頭脳の持ち主。
出演&キャスト紹介
キャラクター名 | キャスト |
---|---|
河々見 はるか | 桜庭 ななみ |
四十間 永司 | 平岡 祐太さん |
山瀬 明里 | 松本 若菜 |
桐生 恵 | 真飛 聖 |
四十間 一永 | 深水 元基 |
四十間 蓉子 | 横山 めぐみ |
草刈 孟彦 | 池内 万作 |
四十間 光永 | 佐野 岳 |
春日 弥宵 | 筒井 真理子 |
四十間 了永 | 榎木 孝明 |
他にもゲストのキャストさんが多数登場します。
各章ざっと感想 (ネタバレON/OFFあり)
犯人は〇〇だ!的な直接的なネタバレはありませんが、各章をプレイしている時に思ったことや気になったことを書いています。
ところどころ〇〇で伏せていますが、若干ネタバレを含みますのでご注意下さい。
個人的レビュー
春ゆきてレトロチカの好きなところ
素晴らしいストーリー
ネタバレを避けると言えることは少ないですがボロボロ泣きました。素晴らしかったです。
俳優さんの演技がお上手
キャストの皆さん演技がとてもお上手でした。
普段ドラマを観ないのですが、『春ゆきてレトロチカ』に出演している俳優さん達は他にどんな作品に出ているのかなぁと気になりました。
春ゆきてレトロチカに物申したいところ
推理パートの操作性が悪い
指定された場所に手がかりのパネルを穴埋めし、推理を完成させていくのですが、「ZRで掴んで右スティックで移動」という操作が本当に動かしづらくて困りました。
左右で選んでAで穴埋めとかにしてくれた方がよほど良いですよ!
はめる場所も固定されているので掴んだままウロウロ探さねばならず、何度もポロポロ落としました。クソすぎる。
途中までのストーリー
事件がスッキリ解決するのは一部の章だけで、あとは謎を残したまま以降の章へ持ち越されので、スッキリしない気持ちで進めていました。
小ネタなど
推理パートに物申したいこと(更に具体的に)

推理パートでは1つの謎に対して手がかりを提示して仮説を作り出します。
この仮説を使って犯人を論破していくのでいわば武器。仮説集めは超大事です。
しかし仮説を1個作るたびに表示される演出が長い長い。(〇〇は〇〇だ→CGで再現→だから〇〇は〇〇だろうみたいな流れ)
中には「それはないやろ」みたいなトンチンカンな仮説も含まれ、かなりの数見ることになるのがストレスでした。
この辺りスキップか早送りできたら良かったなと思います。
仮説を集めたらいざ本番、事件の答え合わせ『解答編』に突入します。
しかし解答編で度々登場する選択肢を間違えると即バッドエンド。推理からやり直しになるのがちょっと不便でした。
ただ選択肢は長押ししないと選べない仕様で、選択ミスしにくい配慮が親切だなと思いました。
クリア後に見て頂きたいところ
総評
ストーリー : (5 / 5)
グラフィック : (5 / 5)
音楽 : (4 / 5)
システム : (3 / 5)
ボリューム : (4.5 / 5)
総合評価 : S
クリアまでのプレイ時間は大体11時間ほどでした。
女性主人公で相棒っぽいイケメンがおりますが恋愛要素はありません。
正直途中まではネタの乗っていないお寿司みたいだなと思っていました。
シャリだけでもおいしいけれど肝心なものが足りないみたいな‥
けれど今は購入して本当に良かったなぁという気持ちです。
途中で微妙だなぁと思っても是非最後までプレイして頂きたいです。
まとめ
『春ゆきてレトロチカ』の個人的感想をまとめると以下のようになりました。
実は実写映像のゲームをプレイするのは初めてだったのですが、ものすごく楽しくて「428 ~封鎖された渋谷で~」も遊んでみたくなりました。
世の中にはまだまだ素晴らしい作品があるなぁと、本作に出会えたことに感謝。
長くなりましたが本日もお付き合い下さりありがとうございました。
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