こんにちは、モッチです!
いつも遊びに来て下さりありがとうございます。
本日は「ニル・アドミラリの天秤 クロユリ炎陽譚」の感想を、作品紹介 → 個別ルート感想 → 個人的レビュー → 総評 → まとめの順に書いていきたいと思います。
・ネタバレを含む部分は、「続きを読む」ボタンでワンクッション置かせて頂きます。
本日もよろしくお願い致します。
目次
作品紹介
本作は前作「ニル・アドミラリの天秤 帝都幻惑綺譚」の続編にあたります。
ファンディスクではなく、『続編』という点がミソですね。
がっつり話が繋がっており、ほとんどのルートで前作終了後の状態からスタートするので、プレイされる際は前作をプレイしてから本作を始められることをおすすめします。
ニル・アドミラリの天秤とは?
2016年4月21日にオトメイトさんから発売された恋愛アドベンチャーゲームです。
本編の方は2018年にアニメ化もされました。
ストーリーとしては、「本に込められた強い思念(アウラ)を視る能力を持つ主人公が、家の困窮と弟の事故をきっかけに、特殊な本を管理する組織で働くことになる」というお話です。
本編で1つの事件に遭遇し、騒動が幕を閉じた後、また新たな事件が起こる…というのが本作「クロユリ炎陽譚」の内容です。
舞台は大正時代・・といいつつあまり大正感はありませんが(爆)、イラストレーターさといさんのふんわりしたセピア色調の優しげなイラストが美しく、とにかく甘い恋愛を楽しめる点が特徴です。
現在のところ機種はPSVitaとSwitchの2種類で発売されていますが、本体をお持ちであれば本編と続編がセットになった上、30本のボイス付き新規ショートストーリーが追加されたSwitch版をおすすめします。
ストーリー概要
炎の怪人の事件から一年経過した帝都トウキョウ ―――
あれから大きな事件や事故はなく、帝国図書情報資産管理局・フクロウは
いつも通り和綴じ本を探し、稀モノを調査する職務をこなしていた。
平和のように見える日々。
だがそれは、放たれた火種が大きく燃え上がるまでの序章にすぎなかった。
───帝都ニ新シイ炎ガ燃エル
罪ノ重サ、魂ノ価値、愛スルコト愛サレルコト、
天秤ハ再ビ揺ラギウツロウ
引用元: https://www.otomate.jp/nil-admirari/switch/
ヒロイン紹介
主人公:久世 ツグミ(名前のみ変更可)
華族、久世家の長女。
弟の事故や困窮状態の家のこともあって、フクロウで働くことを決意する。
母親に代わって弟の面倒を見てきた影響で、つい世話を焼いてしまうところがある。
引用元: https://www.otomate.jp/nil-admirari/switch/
攻略キャラクターとおすすめ攻略順
公式さん推奨攻略順は【滉 → 翡翠 → 昌吾 → 紫鶴 → 隼人 → 累 】です。
ルートによっては大きなネタバレを含むので、この順番通りプレイされることをおすすめします。
全員攻略後、【真相ルート(クロユリルート)】がオープンします。
尾崎 隼人 | CV:梶 裕貴さん |
鴻上 滉 | CV:岡本 信彦さん |
星川 翡翠 | CV:逢坂 良太さん |
鵜飼 昌吾 | CV:木村 良平さん |
汀 紫鶴 | CV:鈴村 健一さん |
鷺澤 累 | CV:櫻井 孝宏さん |
個別ルート感想 (ネタバレON/OFFボタンあり)
鴻上 滉 CV:岡本 信彦さん
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後半で色々爆発しました!
開始早々書店員からモテモテなツグミちゃんに、溜め息ついていて笑ってしまいましたw
モテる彼女(しかも無防備)を持つと苦労しますね。
付き合って1年以上経つのに久世家に寄り付かないという滉。
ヒタキ君にものすごく嫌われているので久世家に行けないのも仕方ないな…思ってしまいますが、理由はそれだけではなさそうです。
滉がずっと悩んでいる様子だったのですが、思っていることを口に出さないのでツグミちゃんも不安そうでした。
事件の方も詳細が見えてこないし、滉も考えていることを口に出さないしで(お互いのことを想っての行動だとは分かるのですが)、ちょっとモヤモヤしながら進めていましたが、終盤の杙那さんと紫鶴さんのずるい大人コンビが滉をつついたシーン以降からドーンと!ドーンと来ましたね!
自分のせいで弟から悪く言われたり、ツグミちゃんが誰かに謝ったりするのが辛いと。
しかし好きだから離れることは出来ず、どうしていいか分からなかったと。優しすぎてこんなの泣きますわ!
千鳥ちゃんの先生に対する気持ちと、滉のツグミちゃんに対する気持ちには近いものを感じました。だからこそ千鳥ちゃんが本心を話すシーンで、滉は自分の気持ちをしっかり言えたんじゃないかなと思います。
最後にはヒタキ君も理解してくれて良かったですね。
4カ月分?の笑顔を使い果たしたという、お父様との食事会の様子が大変気になりました(笑
序盤のツグミちゃんが書店員からキャラメルを渡されていたことを密かに嫉妬していて、夏祭りでキャラメルを大量に取ってくれた上「他の男から貰ったキャラメルを口に入れるな」と言ったシーンではもういじらしくてうおおぉ!となりました(笑
あと憲兵隊の尾鷲を朱鷺宮さんが一喝したシーンではかっこええ!!となりました!
こんな上司欲しい!
鵠居は紫鶴さん√で悪い人じゃないかも…と書きましたが、やはり悪人に訂正したいと思います(
余談ですが、メニュー画面でボタンを押すとキャラが色々喋ってくれますよね。あれでギャラリーを開く時?の滉の台詞がかわいかった…!
「キャラメルの味忘れちゃった?差し入れするから俺以外、ダメ」だったと思うんですが、滉√直後だったこともあってうおおおお!となりました。
最後の「ダメ」って何ですかー!可愛すぎかー!萌え!(黙れ
星川 翡翠 CV:逢坂 良太さん
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翡翠君のお父さんの話が二転三転するので、一体どれが本当なんだ!?とハラハラしました。
お祭りで雨が降らないようにと、2日前からてるてる坊主を作る2人が可愛くて和みました。
もっと大人になりたいと思う翡翠君とそのままでいいと思うツグミちゃんですが、本当2人はこのままで良い…!と思いながら見守るBBAがここに1人(誰だよ
その頃翡翠君のお父さんを名乗る男性が周りにちらつき始めます。
同時に上海の闇組織の頭目である「黎雪加」君が帝都に現れ、発砲など物騒な事件が起きるように。
雪加君、表向きは超友好的ですが、滉√のバッドで悪い人だと言うことは分かっていますよ…?と思っていたら案の定雪加君ヤベェ。
翡翠君のお父さんを人質に、百舌山の本もしくは翡翠君(仲間になるよう)を要求してきます。
けど危険な時期に敢えて自分が日本に来たりと行動がおかしいので、もしや自分を殺して欲しくて翡翠君を刺激したのかなと思っていましたが、もう少し複雑な事情がありました。
彼は自分と同じ境遇にありながら幸せに生きている翡翠君に嫉妬して、自分と同じ立場を味合わせたかったんですね。
周りの環境が違うだけでこんなにも生き方が違ってしまうなんて、元々は本人には罪はないだろうにと思うと何だかとても不憫な気持ちになりました。
途中お父さんのことで悩む翡翠君が可哀想でしたが、そんな彼を気遣う仲間達が暖かかった。
特に翡翠君を気遣って大量の煎餅買ってきたら、エンディングで「友達」と言われてこっそり喜ぶ昌吾君が可愛かったですw歳が近い2人は仲良し。
翡翠君の本当のお父さんはこの人で良かった!というような素敵な人でしたね。
ヒワさんのことをお姫様と呼ぶあたり、親子だなと感じました。
翡翠君の計らいで死んだことになっている雪加君も幸せに生きてくれたらいいですね…!
クリア後にSSを読んでほっこりしました。
2人がいつか友達として再会できるといいなと思います。
鵜飼 昌吾 CV:木村 良平さん
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前作では自分のルート以外ではほとんど登場しなかった昌吾君。
無印をプレイしたのが随分前だったので若干忘れかけていましたがそうでした。彼はツンデレでしたね。
開始早々いきなり昌吾君の婚約者と名乗る女性が登場…!
婚約者だと…しかも家柄も良い、美人ときて詰んだ…!と思いました(早
しかしその彼女、澄蓮さんは親から言われて仕方なく来ており、そもそも結婚自体したくない様子。
悪い人ではありませんでした。
事情説明に来たお父さんを見て若ッ!と思いました。首相はなんとなくおじいちゃん位かと思ってましたw
働かずに実家で花嫁修行して欲しい、結婚前の男女が一つ屋根の下で暮らすなんてとんでもないというお母さんの主張も分かりますね。
ましてや大統領の息子…ファーストレディ的なお仕事もありそうですしね。
この頃、街では若い女性が殺害された上に暴行される事件が起きていました。帝都恐すぎますね。
被害者女性(ツグミちゃんの後輩)の部屋にあった稀モノ。
そこに書いてあった話が事件とまるで同じで、犯人の名前は昌吾と同じ学部の雀部という男性のものでした。
この子雀部君がすごく悪そうというか、瞳がすごく暗いんですよね…更に稀モノに触れて後輩の幽霊が取り憑いたツグミちゃんが会う度に目眩を覚えるなど、やばい雰囲気が溢れ出ています(
婚約者の件と事件の件が同時に進んでいきますが、最後には1つに収束していくのが見事でした。
仕事と昌吾、どちらも選べないと言うツグミちゃんを欲張りだと言った澄蓮さんは正しいし、彼女に危険な目に遭って欲しくないという昌吾の意見も恋人として当たり前だと思う。
客観的に見ればもうフクロウの仕事はやめたほうがいいんじゃないかと思ってしまいましたが、ツグミちゃんはどんな答えを出すのかが気になって、もう早くこの事件解決して欲しい!と思っていました(笑
婚約者の澄蓮さんの件は割とあっさり納得してくれたな、と思わなくはないですが、欲深さを潔く認めて尚どちらも諦めないことを選んだ彼女と、そんな彼女を支え合っていく事を決めた昌吾。良かったです。2人共成長したなぁと。
ラストはご両親を説得できたのか気になるところです。
この√ではどの人の言っていることも分かって辛かったです。多分正解なんかないので、自分で納得できる道を生きていくしかないですよね。
サブキャラが皆いい味を出していました!
雉子谷さんはツグミちゃんが悩んでいる時に何度もハッパをかけてくれて、本当いいキャラでした。前作を経て本音を隠さなくなったのもあり、正直にずばずば言ってくれるところが好きです。
あと街を歩いていて累君の「久世さーん!」が聞こえると懐かしくてクスッとなりました。
バレバレの尾行をするツグミちゃんを見つけて、警察のふりをして叱った場面は笑ってしまいましたね。
汀 紫鶴 CV:鈴村 健一さん
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実は前作のシナリオの中では、紫鶴さんのお話が1番印象に残っていたりします。
終わったと思ったら終わっていなくて、あのラストの展開にやはり人は弱い生き物なんだな…と感慨深い気持ちになった覚えがあります(ぼんやりした感想だな
紫鶴さんのお話はお互いがお互いを大切に思うあまりすれ違っていて、もどかしい気持ちになりました。愛ゆえにですね。
まず最初に思ったのが、ツグミちゃん杙那さんや紫鶴さんの冗談を流すの上手になりましたね!
最初の頃あたふたしてたのが嘘の様です(笑
さてこの√では昌吾君√にもちらっと出てきた「鵠居栄」がキーパーソンです。
内閣崩壊を目論み暗躍する反政府主義者ですが、周りの人をうまく使うのでなかなか尻尾を掴ませない切れ者な印象です。
紫鶴さんは昔仲が良かったよしみで、反政府組織の広告塔になって欲しいと勧誘され断るも、鵠居に加担していると噂を流されてしまいます。
アパートの皆に迷惑をかけないため、しばらく杙那さんのお店に身を隠すことに。
最初は鵠居に勧誘されている件もツグミちゃんに内緒にしていた上、身を隠す件も1人で決めてしまうんですね。
守られたいのではなく分かち合いたいのだという、ツグミちゃんの独白にはそうだよなー…となりました。
どうでもいい話ですが「ずるい男」という章タイトルでシャ乱Qを思い出してしまい、ああー自分BBAだなと落ち込みました(あっちはずるい女ですが
臆病になっている紫鶴さんを引っ張ったり、鵠井の話から自身を見つめ直したりと、ツグミちゃんがすごく成長したなー!と感じるお話でした。
鵠居は自分を慕ってくれる学生を犠牲にしたりと、やり方はどうかと思いますが、決して悪い人ではないなと感じました。
紫鶴さんに止められたことで彼も救われたんじゃないかなと思います。
バッドエンドは切なすぎて泣きました。
珍しく稀モノが関わってこない事件だなと思っていたら、最後に紫鶴さんの愛のこもった著書が稀モノ化していて笑いましたw
読んだ人達に愛が降りかかりまくれば良かったのにw
照れてる紫鶴さんは貴重な気がしました。
そういえばヒタキ君は紫鶴さんのファンなので、彼にだけは友好的なんでしたね。
プリンアラモードのくだりは大人気ない紫鶴さんに笑いましたw
ここのスチルがヒタキ君側と、紫鶴さん・ツグミちゃん2人の側があって可愛らしかったです。
しかし鵺野さんが急に「殺したい奴がいる」とか不穏なことを言い出すので驚きました!別の話で関わってくるのかな?
あと最初にツグミちゃんが助けた学生が届けてくれたレポート用紙の内容が気になったのですが、最後まで明かされることはなかったですね(笑
尾崎 隼人 CV:梶 裕貴さん
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安定のずるい枠…!THE運命OFロマンスの隼人君です(何だ
今作では攻略制限は無いのですが、無印では最後だった関係で隼人君√に入ると「ああ、もう後半だな」という気持ちになります(笑
前作ラストの方をうろ覚えのためヒタキ君とは絶対仲悪いだろ!と思っていたのですが、意外にも仲が良くて驚きました。
このお話のキーパーソンは鵠居の恋人である女優の秋沙と雪加君でしょうか。
ちなみに秋沙は前作でちらっとお話だけ出てきた、過去に隼人君に告白して振られた舞台女優さんです。超美人!
雪加君から稀モノを渡せと脅迫されており、隼人君に助けてくれと言ってくる秋沙。
脅迫なんてしていないと言いつつツグミちゃんに接触してくる雪加君。
正直秋沙が嘘ついてるっぽいのですが、他にも脅迫されている人はいるので全くの嘘でもなさそうで、誰が嘘をついているのか分からないので「うーん…」と悩みながら進めていました。
結論から言うと今回の件は実は軍の犬だった秋沙だけど、愛する鵠居を守るために嘘をついてた感じかな?(´・ω・`)ちょっと複雑ですね。
ストーリー的には秋沙が思ったよりも掘り下げられなかったので、「んー?」といった印象でした。
雪加君は翡翠君の√で詳しく語られていたので、もしかすると他√でまだ出番があるのかな?
あとどちらかしか助けられない状況になったらどうする…?という問いに答えは出たのかな。隼人君のどっちも助ける!で終了かな(笑
強いて言うなら四木沼さんの登場・ツグミちゃんの肘鉄が格好良さがMVPでした(笑
隼人君とツグミちゃんは絶対大丈夫だろうという、謎の安心感とラブラブぶりにひたすら感心した√でした。
何もかも完璧に見える隼人君に弱点なんてあるんだろうか…?と考えたのですが、きっとツグミちゃんが唯一にして最大の弱点ですよね。
いつか世界一周稀モノ探索旅行行けるといいですねw(楽しそう!
雪加君バッドエンドは大変美味しかったです(オイ
隼人君は大切な彼女を奪われて修羅と化してそうですが…
鷺澤 累 CV:櫻井 孝宏さん
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楽しみにしていました累君ルート!
累君好きなんですよー!CV櫻井さんに始まり、こう俺の隣なら安全ですよ!(ニッコリ)とか言いながら、ちゃっかり自分のテリトリーに誘導してきそうなそんなあざとい所とか好きです(分かりにくい!
そして良かった…!四木沼夫妻とかもう本当に…サブキャラに至るまで全員良かった!
お話のキーパーソンは男装の麗人 錐合蓮と四木沼薔子夫人ですね。
錐合蓮は偽のカグツチとして街に出没し事件?を起こしていましたが、その目的は本物のカグツチに会い「正義の味方」である彼らに四木沼喬の殺害を依頼することでした。
彼女が書く脚本には絶望のアウラが宿るそうで、四木沼に稀モノを書かされており、自分が狂って死んでしまう前に彼を殺したいとのことでした。
最初から何やら寂しそうな様子の累君が気になり、蓮さんの秘密(絶望)も気になりと秘密だらけで気になりますが、2人ともなかなか話してくれないので何だろう…?とモヤワク(略すな)しながら進めていました。
蓮さんの正体には驚きました!
性格違いすぎて全然気付かなかった!
言われてみれば声優さんが同じだったり、公式サイトの人物紹介に澄蓮さんが居なかったりと色々納得なんですが、私は想像していなかったのでとにかく驚きました(笑
累君の悩みはカグツチでなくなり「普通」の学生に戻ったことで、ツグミちゃんと世界が違うような気がして寂しかったというものでした。
だから繋がりが欲しくて「特別」な正義の味方でありたくて、「悪」(この場合四木沼喬)を探していたのだと。
正義の味方は悪があってこそ輝くのです。
何かもういじらしくてぐおお…!となりました。
しかし勿論そんなことで軽蔑するようなツグミちゃんではなく、一緒に暮らせる時をただ待ってる、と言うのではなく「料理修行の時間を下さい」という返しが素敵でした。
もう早くお医者様になってツグミちゃんを迎えに行ってあげて下さい…!という気持ちになりました。
ハッピーエンドでは皆が幸せそうで良かった!四木沼夫妻は子供ができたことをきっかけに新たな希望を持つことができたし、蓮さんは解放され自由に生きられるようになりました。
薔子さんと累君のシーンは本当に良かったですね…!照れ気味の「お母さん」が最高でした。
登場するキャラ達が皆魅力的でした!
蓮さんはとにかく格好良いし、薔子さんは素敵だし…!
累君の格好悪い一面も見られて良かったなと思います(笑
クロユリルート(真相)
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ここまで鵺野さんの話はちょくちょく出てくるけれど、がっつり関わってはこなかった…ということはクロユリルートなのか。
弟って一体誰なんだろうとか色々考えていましたが、序盤の語りで「あー…」となりました。
来たー!という気持ちと、稀モノ恐怖症のちょっと憎めない書店員のままで居て欲しかった…!という複雑な気持ちが交差しました(爆
このルートは前作大団円後の設定のようで、ツグミちゃんは隼人君からの告白を1度断っているそうです。
周りの皆はほどよく(しっかり?)ツグミちゃんに好意を持っている状態で、割とハーレム状態です(笑
事あるごとに累君と隼人君が張り合っていて笑いましたw
夏祭りのイベントで「久世さんに助けられてから1年かぁ…」と言う累君に隼人君が「俺もいたよ!」と言ってみたり、肝試しが7人なので誰が1人になる?という所では累君がしれっと「ここはリーダーの隼人さんが…」とか言ってみたりと微妙に険悪でw
累君の隼人君を煽っていくスタイル好きです。
ストーリーの方はこれまでの事件に関わってきた人達がちょこちょこ関わりつつ、鵺野さんを救うために奮闘するお話でした。
鵺野さんの罪深さは擁護できませんが、本当に可哀想な人でしたね…
復讐したってどうにもならないことは分かっているけれど、行き場のない気持ちを作家としての名が示す通り、誰かに救って欲しかったんだろうなと思います。
彼を待っている人達のためにも罪を償って戻ってきて欲しいですね。
でもこれ例え八つ当たりであっても、理不尽に奪われた人は本当にどうすればいいんでしょうね…負の連鎖だ。全てナバリンが悪い(オイ
終わり方はとても爽やかでした。
あっ途中全員分のスチルがあるのが良かったですね。
個人的レビュー
前作にハマりきれなかった方にもおすすめしたい
正直に申し上げますと、実は私は前作を大団円ルートの途中で投げてしまっています(爆
そんな理由からキャラは好き・世界観も好き・・しかし何となくプレイする勇気が出なかった本作ですが、Twitterで愛を叫んでいたお友達の影響でニルアド遊びたいエナジー(?)が高まり、晴れてプレイすることができました。
そして遊んでみて良かった!本当に面白かったです。
おすすめ頂いた友達には感謝しかありません。
ちなみに前作を投げた理由は…
正直ツグミちゃんの何がしたいのかよく分からない性格だったのですが、今作ではとにかく強くなったなー!という印象です。
攻略キャラ達が悩むのをツグミちゃんが引っ張っていくような形でしたね。
おまけ要素も豊富
「お楽しみ」を開いた瞬間、ショートストーリーのあまりの多さに後ろに吹っ飛びました!盛り盛りですね!
その多さに怯んでとりあえず特別小噺からにしよう…と、よく見ずにポチッと押したら唐突なアリス設定に吹いてしまいましたw
夢を見ている設定なんですね!ほんわかしたイラストが可愛らしかったです!
総評
ストーリー : (4 / 5)
グラフィック : (5 / 5)
音楽 : (4 / 5)
システム : (3.8 / 5)
ボリューム : (4.5 / 5)
総合評価 : (4.3 / 5)
ボリューム満点でとにかく甘く面白かったです!
個人的にニルアドと聞いて最初に思い出すのが、やはり糖度の高さです。
こうCERO:D的な、はっきり言ってしまうとベッド的なシーンはがっつりあります。
恋人になってからのお話というのは良いものですね…!
あとサブキャラの皆さんもいい味出していました。鵺野さん、雪加君、蓮さん、薔子さんが特に好きです。燕野君は癒しですね。
まとめ
最後に
前作で若干苦手意識があったニルアドですが、本作をプレイして色々と吹っ飛んで行きました!
余裕があれば前作もプレイし直したいなぁと思います。
お話は綺麗に終わっていますが、またFDなど出てくれたら嬉しいなと思います。
長くなりましたがニルアドクロユリの感想を終わりたいと思います。
本日もお付き合い下さりありがとうございました!
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