こんにちは、モッチです!
先日「遙かなる時空の中で7」を無事フルコンプしたので、感想を書いていきたいと思います。
結論から申し上げますとめちゃくちゃ面白かったです・・!久々に大満足できた作品でした。
・ネタバレを含む部分は、「続きを読む」ボタンでワンクッション置かせて頂きます。
宜しければお付き合い頂ければ幸いです・・!
目次
遙かなる時空の中でとは?
老舗コーエーさんから発売されている、異世界を舞台とする和風ファンタジー+女性向け恋愛ゲームシリーズです。
本作は7作目ですが、前作までとの話の繋がりはないため、いきなり7からプレイしてしまっても全く問題ありません。
今作は現代で女子高生として育ちながらも、実は信長の娘だった主人公が、異世界の怨霊を浄化するため乱世を駆けめぐるストーリー展開となっていました。
ストーリー概要
“ならば、そなたが乱世を鎮めてみせよ”
主人公は山の中の神社の娘として育った、現代の女子高生。
ある日、実家近くで怨霊に襲われたところを、駆けつけた若者に助けられる。
真田幸村と名乗るその若者は、時代劇のような甲冑を身にまとっていた。
次々と姿を現す、戦装束の男性たち。
山中の怨霊は増え続け、ついには町につながる唯一のトンネルまでも塞いでしまう。
その原因は異世界の龍脈の乱れ。
異なるふたつの時空がつながり、幸村たちの暮らす異世界から現代へ、
怨霊が流れ込んでいるのだという。
事態を解決するため、主人公は幸村たちとともに異世界・戦国へ向かうことに。
そこでは戦乱が続いて龍脈が乱れ、天下は荒れ果てていた。
かつて信長の居城だった安土城の跡を訪れた主人公は、
自分が信長の娘であり、この城で育ったことを思い出す。
父・織田信長が残した最後の言葉を胸に、
少女は怨霊はびこる乱世を駆けていく――
引用元:https://www.gamecity.ne.jp/haruka7/
ヒロイン紹介
主人公:天野 七緒
現代の女子高生。
薙刀を趣味とする、清楚で凛とした少女。
高校2年生の3月、実家の神社の近くで怨霊に襲われ、龍神の神子の力に目覚める。
実は異世界の出身で織田信長の娘だが、その事実をまだ知らない。
引用元: https://www.gamecity.ne.jp/haruka7/
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まずデザインがめちゃくちゃ可愛いなーと!とても好みでした。
プレイしてきたシリーズの(無印、3、6)の神子様の中で、見た目的には一番好きです。
好奇心旺盛で何事にも直球な頑張り屋さん。
とんでもない事実もさらっと受け入れて前に進もうとするので、肝が据わっているというか、メンタル強いなと思いましたw
そのためか良く言えばサクサク、悪く言えば淡々とお話が進みました。
個人的レビュー(ネタバレなし)
遙かなる時空の中で7の良いところ
キャラクターが魅力的
言わずもがなですが八葉の皆様がとても良かったです。
主人公との絡みに負けないくらい八葉同士のやりとりも多く、友人から仲の悪い方まで様々で見ていて全く飽きませんでした。
というのも戦国時代ですから、当然戦争となると敵同士になってしまう方々もいるんですよね。
その辺りのしんどさ的な面でも良かったです。
特にこのキャラが好き!気になる!等なく始めたのですが、終わる頃には全員好きになっていました。
BGMが素晴らしい
とにかくBGMが素晴らしかったです・・!
何故サントラ付きのトレジャーボックスを買わなかった自分・・と起動後数秒で後悔しました(オイ
特に好きな曲は、コーラスで始まるメインテーマのアレンジ的なBGM「この身を光に変えて」。戦いの場面で流れると「これは勝てる・・!」と、勝ち確定気分になりテンションが上がりました。
他にも阿国さんのイベントで良く流れていたピアノのメロディが切なくも美しい「帰らざる日々」、戦闘曲の「ひたすらに突き進む」とボス戦曲「乗り越えるべきもの」の格好良さに惚れ惚れしました。
ちなみに作曲してみえるのは大神の「太陽は昇る」(ラスボス戦)や、ファイアーエムブレム風花雪月の「野望の地平」(後半のフリーバトル曲)など、一部楽曲を手掛けられた近藤嶺さんです。
日常パート的なBGMも種類が多い点が好印象でしたね。聴いていて心地良かったです。
遙かなる時空の中で7の悪いところ
クリア後の引継ぎ要素が少ない
エンディング後、2周目を開始する際にレベルや絆等の引継ぎはありません。
一応レベルと絆を上げられるアイテムを各10個ずつゲットできますが、
周回を前提とするゲームでこれはダメだろう・・と思ってしまいました。
1度戦った強敵戦はスキップ可能。
ただ浄化度を上げないと物語が進まないところは、きっちり戦闘する必要があるため少々面倒でした。
遁甲が時々外れている
怨霊はびこる戦国時代・・ということでマップには多すぎってレベルではない程の敵がいます。それはもうウヨウヨと。
敵シンボルと接触することで戦闘になりますが、「遁甲」を使うことで敵に当たらなくなり、戦闘の回避が可能。
この遁甲ですが、現代から帰ったタイミングなど、なぜかちょくちょく解除されます。
気付かずそのまま移動し、戦闘に突入する・・というパターンを何度も繰り返し、若干面倒でした\(^o^)/
〇〇に移動する?の選択が面倒
美濃、京など地方をまたぐ移動する際、毎回「移動する?」と選択肢が出るのが面倒でした。
そのまま移動させてくれ。
攻略キャラクターとおすすめ攻略順
攻略キャラクターは全部で8人+ノーマル&大団円エンドがあります。
真田 幸村 | CV:寺島 拓篤さん |
天野 五月 | CV:鈴村 健一さん |
宮本 武蔵 | CV:阿部 敦さん |
佐々木 大和 | CV:岡本 信彦さん |
黒田 長政 | CV:立花 慎之介さん |
直江 兼続 | CV:竹本 英史さん |
阿国 | CV:四反田 マイケルさん |
柳生 宗矩 | CV:安元 洋貴さん |
攻略制限はないため誰から攻略してもOKですが、個人的に幸村さんは最後がおすすめです。
システム面について
戦闘があると聞いたんだけど・・
がっつりあります。
しかし難易度を選択可能なうえ基本的にはオートで進むため、1番簡単な難易度にしておけばプレイヤーは見ているだけでOKです。
ちょっとズルい技ですが、宗矩さんの点穴(ダメージ+確率即死)がボスにも効くため、基本彼を入れておけば勝てます。
作業は大変?
個人的にはそこそこ大変ですが、苦になるほどではありませんでした。
作業内容としては絆(好感度)を上げる&「浄化度」というゲージをMAXにしてストーリーを進めるため、戦闘を繰り返す必要があります。
絆に関してはアイテムを使って上げられるので、特に意識して稼ぐ必要はありませんでした。
悪いところにも書きましたが、後者の「浄化度」稼ぎが少々面倒でしたね。
私はSwitchの隣でスマホアプリをプレイしながら、戦闘を放置しながら上げていました(´・ω・`)笑
1度見たイベントはばっさりスキップできるため、2周目以降はサクサク周回が可能です。
4章と5章に大きな分岐があるため、そこまでは全員の好感度を上げながら全てのイベントを回収し、それぞれ共通セーブを作っておくと攻略が楽になるでしょう。
私は5章の共通セーブから6人、4章の共通セーブから残る2人・・という順に攻略しました。
個別ルート感想 (ネタバレON/OFFボタンあり)
柳生 宗矩 CV:安元 洋貴さん
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格好良かった…!
口数は少ないものの、いつも守ってくれる強さと優しさと笑顔が素敵でした。
今回は鬼の八葉はいないのかな、と思っていたら宗矩さんがそうでしたね。
見た目からは鬼要素がないため驚きましたが、力を発揮する時は髪と目の色が変わり、なるほど!となりました。
故郷である柳生の庄を守るため、徳川家康に仕える宗矩さん。
かつての同胞であり、人間全てを憎む鬼のターラとの戦いが描かれます。
かつて秀吉の側室として、庄から差し出されそうになったターラを逃したのが宗矩さんだったんですね。
しかしターラは復讐のために各地で怨霊を操り人を襲うようになります。
原因は元を辿れば自分にあり、決着をつけようと考えますが、同胞を傷つけることに躊躇いがある模様。
そんな宗矩さんに七緒ちゃんが寄り添い、優しさに心動かされ、守りたいもののために決着をつける決心をさせるのでした。
宗矩さんの立ち絵の表情が徐々に豊かになっていくのがまた良かったです…!
ほのかな笑顔で出迎えてくれる宗矩さんに萌えました(笑
そして最後は龍神に同化してしまった七緒ちゃんを斬り離すためにずっと修行して、待ち続けて、迎えに来てくれた宗矩さんの表情に何だかジーンとしてしまいました。
ひたすら格好良かった・・!
七緒ちゃんが宗矩さんからの手紙の文字が読めず、武蔵君に皆の前で読み上げてもらったら恋文のような内容だったため、公開処刑のようになってしまったシーンには爆笑しましたw
【以下一言感想】
・どこへ行っても着いて来てくれる阿国さんの安心感
・軽い気持ちで持ち込んだスポーツドリンクがあんなシリアスな場面で使われるとは思わなかった(せいぜい鍛錬中とかかと
・ロボット掃除機に警戒心を剥き出しにする宗矩さん可愛い
・ターラはひたすら不憫で救われる未来もあって欲しい…優しい人に出会って山奥でひっそり暮らして欲しい
天野 五月 CV:鈴村 健一さん
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七緒ちゃんを気遣う優しいお兄さん…ですが、こう息をするようにネガティブ(自虐的)で不安になります。
どこか自信なさげな様子は、生き別れた双子のお兄さんへのコンプレックスからくるものだったんですね。
お兄さんは七緒ちゃんが現代に飛ばされて来た際、五月さんの代わりに時空の狭間に飲み込まれて消えてしまい、密かに捜索を続けていたのでした。
五月さんのルートでは七緒ちゃんについての真相が明らかになりました。
実は白龍の神子ではなく、白龍だったとは…驚きでした。今回神子がいないのには何か理由があるんでしょうね。
七緒ちゃんが力を使い続ければ、いずれは龍神と一体化してしまうことを知った五月さん。使わせないよう強引な手段に出ます。
理由を告げず城に閉じ込めてみたり、現代に置き去りにしたりとなかなか酷い扱いですが、ただ七緒ちゃんを失いたくないがための行動なんですよね。
しかし関ヶ原の戦いで力を使い怨霊を浄化した際、七緒ちゃんは自分が白龍であったことを思い出し、同時に龍の住む天へと還ってしまいます。
龍になった七緒ちゃんは人の姿であった時の記憶を失いましたが、なぜか五月さんの様子が気になり天から眺めていました。
龍には名前が無いから「あの人に名前を呼んでもらえない」と呟く様子には寂しい気持ちになりましたね。
一方、五月さんは七緒ちゃんを天から戻す方法を探し続け、無事呼び戻すことに成功するのでした。
内容は良かったのですが、いかんせん物事がトントン拍子に進みすぎでアレッアレッ?!となり、感情がついていかなかったのが残念でした。
恋愛というより真相&五月さんルートといった感じの印象。
黒幕にしろもうちょっと心情を掘り下げてくれていいんですよ。(他のルートであるのかもしれませんが)
何というかここはこうなんだよ的な事実をパパッと並べられた感じが半端なかったです。
それにしてもまさか五月さんのお兄さんが三成さんだったと判明した時は「えええー!!」となりました。
お兄さん出てくるかな…もう出てきているのかな?と色々想像していたのですが、彼だとは思わなかった。正直攻略したい。
【以下一言感想】
・恋愛は正直最後にとってつけた感があって悔しい。もっと兄妹の葛藤とか(略
・七緒ちゃんと白龍のスチルが美しい
阿国 CV:四反田 マイケルさん
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驚きいっぱいのルートでした。
まず阿国さんの女装していない姿に格好良い…!となり、正体が分かった時には何だと…!?となりました(笑
まず親しい人以外は女性だと思っているので、いつ皆にバレるのかな?とワクワクしました。まさか大和君が歩き方で見破るとは思いませんでした(笑
いくらなんでも阿国さん泣きすぎ(すみません)と思っていたのですが、理由を知って納得。
阿国さんの本名は明智光慶、かつての七緒ちゃんの許嫁でもありました。
しかし織田信長が明智光秀に討たれ、親の仇同士になってしまいます。
再会後、正体を打ち明けられるはずもなく苦悩する阿国さんですが、七緒ちゃんが龍神の力で悪夢に助けに入った際に全てを知ることになります。
焼け落ちる城から1人、明智家の復興を託され逃された阿国さんは学校に通ったり、名のある家に入ったりと尽力しますが、「信長を裏切った明智家」という汚名からうまく進まず、やがて身分を隠して生きるようになります。
しかし犠牲になった家臣達への申し訳なさから毎晩悪夢に魘されるのでした。
そんな阿国さんでしたが、七緒ちゃんに励まされ、自分の思いのままに生きる未来を思い描けるようになります。
ラスボスは予想通り明智光秀。
父と平島殿の言葉に惑わされる阿国さんですが、最後には自由に生きる未来を勝ち取るため、自分から戦う決意をするのでした。
七緒ちゃんに支えられ続けた阿国さんが自分から呪いを振り払う、克服するシーンはグッとくるものがありましたね。
告白は女性の姿でなのか…wと少々残念な気もしましたが、ラストは男性の姿で締めてくれて分かってるなと思いました(上から目線かよ
【以下一言感想】
・発音がお↑く↓に→さんだと思っていたので、お→く↑に→さんだったのには驚きました(伝わらない
・1人で2倍おいしい阿国さん。
・旅芸人として生きていても、どことなく気品がありますよね。
宮本 武蔵 CV:阿部 敦さん
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圧倒的光属性の武蔵君。
決してマイナスなことを言わないポジティブシンキングっぷりが素敵で、見ていて気持ちの良い子でした。
強くなりたいとがむしゃらに修行を重ねるものの、勝負に勝てず思い悩んでいましたが、七緒ちゃんの励ましで「日の本一の剣士になる」と決めた時の気持ちを思い出して以降、少しずつ実力を付けていきます。
個別ルートに入ると髪が伸び、少し体格が良くなるという変化に驚きました。
戦闘のちびキャラも二刀流バージョンがあり、何気に贅沢仕様でしたね。
ひょんなことから武蔵君が師事することになった剣術の師匠は、記憶を失ったかつての征夷大将軍:足利義輝でした。
困っている人を助けながら生活していた師匠ですが、実はその正体は平島殿に呼び出された怨霊で、本人も知らないうちに周囲に穢れを振りまいていたのでした。
正気を失った師匠との最終決戦に向かう道すがら、八葉が集い道を切り開いてくれる演出がとても格好良かったです…!
少年漫画やRPGでは王道の「ここは俺に任せて先に行け!」ですが、それぞれ立場の違う仲間達が協力しあうのは胸熱ですね。
それにしても師匠との別れのシーンで、武蔵君が「師匠、俺は神子殿が好きです!」と話す横で七緒ちゃんがポカーンとしているのですが、大和君が「お前師匠に告ってどうするよ」と冷静なツッコミを入れるのに笑ってしまいました。本当にそうだなとw
沢山の人との出会いを経て武蔵君は強くなり、これからも最強を目指して旅は続きます。
七緒ちゃんも武蔵君と一緒に行く道を選ぶ、爽やかな終わり方が好きでした。
恋って何だろう?状態の初々しい2人を見て、「あれはなんだ?」とツッコミを入れる長政様が可笑しかったですw
【以下一言感想】
・ラスボスは謎の足
・天地の朱雀かわいい
・二刀を構える立ち絵が格好良い
佐々木 大和 CV:岡本 信彦さん
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現代では戦いの経験が全くなかった割に(当然ですが)、戦国に行ったとたん天才的な剣の腕を発揮しだす点に「んん?」となりましたが、そういえば佐々木…相方は武蔵…ああ!となりました(巌流島
霊感が高く怨霊に感化されやすい危うさにハラハラしましたが、七緒ちゃんの優しいお節介に影響され、共通ルート終わりには八葉みんなと打ち解けられて良かったですね。
大和君、態度的に最初の頃はどうしても好きになれなかったのですが(すみません)、現代のお父さんに疎まれまくり、どこにも居場所がなかった背景を知ってしまうと可哀想で仕方ありませんでした。
そんな大和君の心の闇をターラにつけこまれ利用されてしまいます。
まんまと手にさせられた妖刀の力で、大和君以外の皆がみるみる弱っていくのですが、
毎度策の張り方が上手くて敵ながらあっぱれと関心してしまいました…w
自分がいることで皆が傷付いてしまう。
それでも皆は多分受け入れてくれる。けれどその優しさはいつまで続く…?と1人悩む大和君。
大和君のお父さんも昔は幽霊が見えるという大和君を冗談だと笑ってくれていました。
しかしやがては気味悪がって遠ざけられた経験から戻る勇気も持てず。
そんな大和君を放っておかない七緒ちゃんと仲間達は、少し離れたところから見守り続けるのでした。
そうして守られた大和君の心の温かさで刀の怨霊が浄化されるシーンでちょっと泣きそうになりました。
心地よいお節介と温かい居場所、優しいお話だったなと思います。
カピタンのことはこれまでのルートで語られていないため、どんな人物なのかいまいち分かりませんでしたが、ターラにも救いがあって良かったです。
どこに居たとしても、自分にとって七緒ちゃんが帰る場所だと語った大和君が素敵でした。
【以下一言感想】
・人から必要とされると誰よりも嬉しそうなんですよね。
・阿国さんのヘッドホン事件で嫉妬する姿が可愛い
黒田 長政 CV:立花 慎之介さん
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最初に厳しい態度をとるキャラは後から優しくなるんだろうと分かっていても、なかなか怖いイメージが抜けないので、実は個人的に苦手だったりします(豆腐メンタル
神子のことを主と認めておらず、度々試すような手厳しい言葉を投げかける長政さんですが、そのおかげで七緒ちゃんが早い段階で神子としての自覚を持てるようになりました。
長政さんは「まだまだ考えが甘いところはあるものの、子供だから仕方ない」とからかいつつも七緒ちゃんの頑張りを認めてくれます。
以降ちょくちょく「7つの童女」とからかわれるので長政様といえば童女!といった印象でした(笑
童女だと思ってたのにな…的な遠乗りイベントが非常においしく、童女と呼ばれたい神子様続出に違いない‥!と思いました(何言ってる
お互い織田家と黒田家を背負う立場から望みはしないものの、誰よりも早く七緒ちゃんに想いを口にしてくれたいたように思いますね。
お話の方は暗躍する謎の外人カピタンと対峙します。
どこかうさんくさいカピタンですが、悪魔レヴィアタンを従えた実力は本物で、神の奇跡と称して人々の信仰を集めたり、偉い人の信用を得たりと上手く立ち回っていました。
唯一神となって日本全土を我がものにしようとしていたようですが、詳しい理由など語られずじまいだったので他ルートに期待。
関ヶ原の戦いでは長政さんと敵味方に分かれてしまい、敵同士であってもお互いの無事と再会を祈る別れ際のシーンが好きでした。
…が、岐阜城を落とした長政さんが人質として七緒ちゃんを攫っていくため、思いの外再会が早くてズコーとなったのは内緒です(笑
しかしこの人質も後の行動への布石だったんですね(*´∀`)
戦功を立てた褒美に七緒ちゃんを家康の養女にしてもらい、正室として迎え入れる一連の流れの鮮やかさには感動するばかりでした。
生涯をかけて乱世を鎮めると決めた七緒ちゃんと、そばで見守りながら大名として生きる長政さん。素敵な夫婦ですね。
【以下一言感想】
・長政様に現代から持ってきた少女漫画を渡したらキレられた(当たり前
・戦国時代におけるふわラテさんの場違い感がすごい(要所要所で登場する謎のコーヒー
直江 兼続 CV:竹本 英史さん
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色気がすごい。
・・・いきなりすみません。しかしきっちりしてみえるのに漂うあの色気は何なのでしょう。大変素敵でした(爆
上杉家の家老という重要な役目を担う立場から、最初の頃は八葉の役目に消極的な兼続さん。
口説いてみせてよ的な挑発には、その都度直球で返して好感度を上げていきました\(^o^)/笑
言葉選びの美しい方で、兼続さんとはお話しするだけでも教養が必要そうだなと思ってしまいました(頭悪い感想
少々フラグが複雑で実は1度攻略に失敗してしまいました。
というのも、兼続さんには現代でしか起こせないイベントが数回あるんですね。
1つの章で1度現代に行ってしまうと2度は行けないため、必要イベントを起こす前に現代に行ってしまうと「このイベントはもう起こせません」となり失敗になってしまうので少々大変でした。
お茶会の席で土産の米をすり替えられた際の七緒ちゃんの対応がパーフェクトすぎて常人には真似できない…これは間違いなく惚れるわとなりました\(^o^)/
個別ルートに入る段階で兼続さんは七緒ちゃんに「一緒に金沢へ来て欲しい」とプロポーズし、早くも輿入れ(結婚)の話が出ます。
皆の間でこれはめでたい…!的な雰囲気が漂いますが、現代に帰れなくなりましたからの電光石火の切り替えっぷりに、五月さんと大和君はさぞ驚いただろうなと思います…(笑
しかし家康の取り決めで大名同士の輿入れは禁止されているため、2人の輿入れは簡単には進みません。
そうこうしているうちに上杉に謀反の疑いあり、と嫌疑をかけられ戦が始まってしまいます。
それにしても戦に役立ちそうなものを現代から持ってくるのはずるい気がするのは私だけでしょうか・・w
時計だけかな?と思いきやガラス容器にオペラグラス、防犯カメラ等々惜しみなく持ち込むため、文明の利器と神の力(湧き水)をフル装備した日本一攻めたくない岐阜城が爆誕するくだりは笑ってしまいました\(^o^)/
おまけに八葉と神子は龍穴を使って瞬時に遠方との行き来も出来るのが何ともチート。
いっそ龍穴を使って敵軍の背後から奇襲かければいいんじゃないかなと思ってしまいました(やめろ
関ヶ原の戦いではこれまでで1番八葉が敵味方に分かれて戦ってる感があり、兼続さんvs長政さんのシーンではどうなってしまうのか本当にドキドキしました。
そして三成さん…敗北は史実通りとはいえしんどかったですね。
兼続さんと七緒ちゃんは何とか彼を救い城に送り届けますが、後に三成さんはカピタンの手にかかってしまいます。
これは五月さんルートを先にやっておいた方がよいですね…(´・ω・)
エンディングは皆がお腹いっぱいご飯を食べられる第一歩といった感じで希望が持てましたね。早くそんな未来が来るといいですね(*´ω`*)
【以下一言感想】
・兼続さんは七緒ちゃんを「天女」と評することが多いですが実際そうですよね。
もしFDが出るなら天に帰った七緒ちゃんを迎えに行く展開があって欲しいものです。
真田 幸村 CV:寺島 拓篤さん
続きを読む
めちゃくちゃ泣きました…
最後の最後まで義を貫いて、姫の決意と生き様を見届けてくれる姿勢がすごい。
少しもぶれない幸村さん本当にすごいと思います。
人として幸せになって欲しい五月さん、心のままに生きて欲しい幸村さんは対照的ですが、形は違えどどちらも七緒ちゃんの幸せを願う姿がものすごく印象に残りました。
幸村さんの死後、神域に渡ってからようやく幸せになれるという終わり方は賛否両論あると思いますが、お互いのやるべきことを果たしてから結ばれるところがこの2人らしく、幸せならそれでいいんだ…と顔面涙でグチャグチャにしながら、悟りを開くような気持ちで見守りました(誰
2人が再会する前、八葉の皆が幸村さんの討死について思うところを口にするシーンがまた泣けました…親友を2人共失った兼続さんと、涙を堪えるような声で泣かないと言う武蔵君。
結局カピタンは最後まで清々しい程の悪役で野望の男でしたね。一発殴りたい。
***
それにしても時に序盤でかぶき出した時は何事!?と思いました。普段との差が激しくて何か憑依したのかと(笑
兼続さん、三成さんとの信頼関係が感じられる友情が良かったですね。3人がかぶいていた時代がちょっと想像できないので、見てみたいなと思いました(笑
【以下一言感想】
・渡したら照れるのかな?と思いつつ、少女漫画を渡したら台詞を読みながら実演という反撃をくらい「すみませんでした…(土下座)」となりました。強すぎる。
・生き様も姫呼びも素敵すぎました…
あんな風に真っ直ぐ生きたいなぁと憧れるばかりです。
まとめ
まとめ感想
1周目はボリュームたっぷりでしたが、2周目からは会話スキップでサクサク進み、4 or 5章の共通セーブから1人2~3時間ほどで終わりました。
長すぎず短すぎずの程よいボリュームだったなと思います。
彼らのお話をもっと見ていたい!と心から思える素敵な作品でした。
是非FDを出して頂きたい・・いや、遙かシリーズならきっと出して頂けるだろうと期待して待ちたいと思います(笑
とっ散らかった感想ですが、お付き合い下さりありがとうございました。
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