こんにちは、モッチです!
いつも遊びに来て下さりありがとうございます。
今日は「幻想マネージュ 」をプレイした感想を、作品紹介 → 個別ルート感想 → 個人的レビュー → 総評 → まとめの順に書いて行きたいと思います。
・ネタバレを含む部分は、「続きを読む」ボタンでワンクッション置かせて頂きます。
本日もよろしくお願い致します。
目次
作品紹介
幻想マネージュとは?
2020年1月30日に「明治東亰恋伽」「B-PROJECT」で知られるLOVE&ART様から発売された新作乙女ゲームです。
夢のような遊園地(レーヴ)を舞台に、魔法が使えない魔女である主人公が練習を重ね、遊園地に囚われた攻略キャラクター達の解放を目指す恋愛ストーリーです。
「ゆめかわいい乙女ゲーム」と銘打たれており、ほんわかした感じを想像しながらプレイしたのですが、ルートによっては物々しい&しんどくシリアスな展開があり驚きました。
個別ルートのエンディングはグッドエンド(Amour End)・バッドエンド(Reve End)の2種類存在します。
大きなクセはないので乙女ゲーム初心者さんでも遊びやすい作品かな、と思いました。
ストーリー概要
フランスの国境付近にある街「ブランブール」。
春の訪れとともに、この街に「レーヴ移動遊園地」がやってきた。
ブランブールで暮らす主人公「エマ」は、父の形見である回転木馬(マネージュ)のオルゴールに導かれるようにしてレーヴを訪れる。
そして、マネージュの前で園長の男性と出会い、ある秘密を知ってしまう。
「ここで働く人間は…魔法でこの遊園地に囚われている」
「だから助けてほしいんだ。君の魔法で」
エマは遊園地で働きながら、彼らを救うため、自身に眠る魔法の覚醒を目指す。
失った10歳の記憶と魔法、レーヴ移動遊園地の秘密、ハーメルン事件の謎…。
回りだしたマネージュが導く真実とは-。
引用元:https://gensomanege.com/
ヒロイン紹介
主人公:エマ
読書と空想が好きな心優しい少女。17歳。
6歳の時に病気で魔女の母を、10歳の時に事故で父を亡くした。
自身もその事故に巻き込まれており、10歳前後の記憶と魔法の力を失った。
そのせいか家に引きこもりがちで、幼馴染のアルノーを心の拠り所にしている。
引用元: https://gensomanege.com/
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控えめで礼儀正しく頑張り屋な女の子。料理上手。
レーヴの制服姿が可愛らしかったです。引きこもりがちとは思えないほどレーヴでの仕事が板についていましたね。
攻略キャラクター達から「街では絶対に魔法使うなよ!」「1人で出歩くなよ!」と言われるようなシーンの後では、大体嫌なフラグを回収していくのが、仕方ないとはいえ若干気になりました(爆
攻略キャラクターとおすすめ攻略順
攻略キャラクターは全部で6人。
アルノーはヒューゴ攻略後にルートが開放されます。
公式さんおすすめの攻略順があるので載せさせて頂きますね。
私はヒューゴ⇒セルジュ⇒ルシオール⇒クリエ⇒リヨン⇒アルノーの順に攻略しましたが、この順番で特に問題なかったかなと思いました。
ヒューゴ | CV:羽多野 渉さん |
セルジュ | CV:梅原 裕一郎さん |
クリエ | CV:下野 紘さん |
リヨン | CV:鈴木 裕斗さん |
ルシオール | CV:白井 悠介さん |
アルノー | CV:阿部 敦さん |
個別ルート感想 (ネタバレON/OFFボタンあり)
ヒューゴ CV:羽多野 渉さん
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ユーモアたっぷりの園長ヒューゴに支えられて魔法の力を伸ばしていくエマ。
今でこそお客さん対応や園長としての振る舞いが完璧なヒューゴですが、かつては無愛想な技師だったとのこと。
そんなヒューゴが昔考えていた、マネージュに電球を飾り光らせる計画「スターライツ」の設計書をエマは偶然見つけます。
高性能な電球の調達やら色々と課題があり頓挫してしまったようですが、それらを魔法で実現させることになり、エマは魔法の覚醒により一層励もうと決意するのでした。
エマとヒューゴはもともと大切な友達で、実はスターライツも2人で考えたものでした。
幼いエマに魔法は悪いものじゃないと言ってくれたのもヒューゴでした。
スターライツをきっかけにヒューゴとのやりとりを思い出したエマは、もっと記憶を取り戻したいと願うようになります。
しかしヒューゴはあまり過去のことを語らないし、レーヴから皆を解放したらどうなるのか?等、この辺りから何となく不穏な気配が流れ始めます。
解放したら皆消えてしまうのかな…?恐らく長く生きていますもんね(´・ω・`)
そんなレーヴの真実が明らかになるシーンは衝撃でした。
元々レーヴの園長であったエマの父と技師のヒューゴ。しかし当時フランスの情勢は不安定で、戦争に使う資材のために遊園地が目をつけられます。
次々遊具が解体されていく中、マネージュだけでも守り抜こうとしたヒューゴは銃で撃たれてしまいます。
死の間際、2度目の銃弾からヒューゴを庇ったのはエマでした。
その際どのようなものかは不明ですが魔法が発動し、今のような形になったというのが真相でした。
ただヒューゴは魔法で命を繋ぎ止められており、実体は病院にいること。レーヴから解放したら死んでしまうということが分かります。
ヒューゴにとってエマの父は恩人で、エマ自身のことも本当に大切に想っているのがよく伝わってきました。
エマの大切にしていたオルゴールを壊し、冷たい態度をとるシーンでは辛くなりましたが、辛い思いをさせずレーヴからの解放を終えてもらいたい気持ちと、思い出してもらえない苛立ちとか諸々あったんだろうなと思います(´・ω・`)
全てを知った後、ヒューゴの魂をレーヴに縛り付けた元凶が自分だと知りショックを受けるエマですが、必ず救って見せると決意する姿に強い子だな、と感心しました。
レーヴを解放し危篤状態のヒューゴを救ったことでエマは力を使い果たし魔法を失ってしまいますが、ヒューゴと歩ける未来を掴むことができて良かったなと思います。
Reve EDでは皆の解放に失敗し、逆にエマがレーヴに囚われてしまいますが、大好きなヒューゴとずっと一緒という仄暗感が良かったです。
他のスタッフ達はどこへ行ったんだろう…w エマとヒューゴがラブラブ過ぎて見ていられなかったんだろうか…(失礼
余裕のある大人に見えて実は繊細で嫉妬深いヒューゴ最高でした。
セルジュ CV:梅原 裕一郎さん
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ヒューゴのことを尊敬する秘書的存在。
同じレーヴで働く仲間としてセルジュとも仲良くなりたいと考えるエマですが…
最初の内はエマに対して必要以上に冷たい態度をとるので、嫌われてるのかなぁと落ち込むこともしばしばでした。
しかしある日倉庫でエマがオートマタの下敷きになりかけた所を助けてくれ、真摯に手当てをしてくれます。
同時にセルジュの右手がヒューゴの作った義手であることを知りますが、エマを庇ったことで調子が悪くなってしまい、治るまでの間、エマがセルジュの仕事を補佐することになりました。
セルジュの右腕をしている期間のエマはいきいきしていて可愛かったですね。
彼がレーヴでは食べられない辛い物が好きと知ってお昼に作ってきて、食べさせてあげるシーンはほっこりしました。
しかし実は機械でできているのは右腕だけでなく心臓もで、レーヴにかけられた魔法を解いたらセルジュの心臓も止まってしまうのだと判ります。
それでもヒューゴの望みだからと、自分のことは気にしないでやって欲しいというセルジュにエマも複雑そうでしたね(´・ω・`)
ヒューゴがいなかったら今の自分はない(とっくに死んでいた)ということで、セルジュにとってヒューゴは絶対なんですね。
中盤でレーヴの立ち寄った街付近で行方不明者や死亡者が相次ぐ「ハーメルン事件」が話題に上ります。
なぜか軍はレーヴを犯人だと決めつけ乗り込んでこようとしますが、どうにも裏がありそうな話です(´・ω・`)
結論から言うと軍が秘密裏に行っていた魔女狩りの犯人をレーヴになすりつけようとしており、エマも連れ去られそうになりますが、セルジュに救われます。
軍の企みを暴き、レーヴの潔白を証明できるのがAmour Endでした。
途中セルジュが拷問されたりエマが撃たれたりとハラハラしましたが、魔法の力で義手を強化して危機を乗り切ったり、裏切っていた親友が本心からの悪人ではなかったことで無事解決を迎えることができました。
対するReve Endではエマと幸せな逃亡生活を送る内、実はレーヴのスタッフ達が黒幕として軍に処罰を受けていたということを知ってしまうという辛い内容でした(´・ω・`)
恩人であるヒューゴの危機に駆けつけられず、何も知らず日々を過ごしていたセルジュはさぞ絶望しただろうなと思います…
エマに1人で街に帰るよう言い、1人で死ぬことを決意しますが、提案を受け入れたエマに最期の瞬間まで看取られて逝く終わり方が切なかったです。
女性が苦手な堅物眼鏡のセルジュと少しずつ距離が縮まっていく感が良かったです。
それにしてもほんわかな乙女ゲームを想定していたので、軍とか魔女狩りとか予想外のシリアスに驚きましたよ(´・ω・)(違
クリエ CV:下野 紘さん
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努力家のパフォーマー。
エマに対しては面倒見良さそうな面を見せつつも、最初から「お前と仲良くする気はない」とバッサリ切り捨ててきます(酷
しかしそんな態度にもちゃんと理由がありました。
他ルートの最後でクリエがクララに「絶対会いに行くからな!」と言うシーンが多かったので、2人は仲良しだなと改めてまじまじ見つめていると、今更目の色が同じだということに気付きました。
そう、2人は双子だったんですね。
クリエは他の人達と違いレーヴには囚われていませんが、3年前にクララが囚われてからはヒューゴに無理を言って、従業員として働かせてもらっているのでした。
それは体の弱いクララを連れ出した結果、意識不明になってしまった負い目があるからで、自分だけ幸せになる訳にはいかないという思いがあったんですね(´・ω・`)
そんなクリエの思いを知ったクララは「過保護すぎるしクリエが犠牲になることを望んでいない」とバッサリ。
2人は険悪な雰囲気になってしまいます。
万一自分が居なくなったとしても生きていけるよう妹離れさせたいクララと、これまで通り仲良くしたいクリエ。
まずはクララ以外にレーヴにいる理由を作ろう!と言うことで、提案されたのが…なぜかエマと付き合うことでした。
こうして2人は仮初の恋人同士として過ごすことになったのですが…正直この流れは無理やり感というか頭の中が「?」でいっぱいになりました。言いたいことは分かるがどうしてこうなった的な…(´・ω・`)
しかし仮初の恋人同士が次第に本物に…という流れが王道で良かったです。
経緯はどうあれ恋愛経験の少ない2人があたふた照れ照れしながら会話したり、デートするやりとりが面白かったです。クリエ相手だと歳が近いせいかエマも遠慮ないですね(笑
クララオンリーだったクリエの世界がエマと関わったことで広がり、各地の病院で患者を楽しませるパフォーマーになるという自分の夢にも目を向けられるようになるという流れにほっこりしました。
Amour Endでは最終的にエマもクリエに付いて行くことを決めましたね。
暖かくて良いお話でした。
Reve Endはクララが命を落としてしまい、壊れかけたクリエの心を守るため、クリエから頼まれたエマが魔法で記憶を消すというものでした。
クララが見ていたらきっと同じことを願ったのでは?と思いますが、クララのことを忘れたクリエが再び明るさを取り戻し、パフォーマーを目指す終わりが何とも切なかったです(´・ω・`)
リヨン CV:鈴木 裕斗さん
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体験版をプレイした際に、「共通ルートで登場する黄色の子が着ぐるみの中の子なのかなぁ」と気になっていたのですが、直後のムービーで即ネタバレされた衝撃が忘れられません\(^o^)/笑
リヨンはレーヴに来る前の記憶が一切なく、解放された後どうして良いか分からないということで、エマが記憶を取り戻すお手伝いをすることになります。
そしてひょんなことから夜の間はリヨンが人間の姿になることを知ります。
昼の間は着ぐるみになってしまうのは、他のメンバーより強くレーヴに縛られているからだそうです。
読書が趣味な2人は、読んだことのある絵本からリヨンの記憶の手がかりを探ります。
そして「マネージュの夢」という絵本の存在をきっかけに、母親が作家であったことと出身地を思い出し、他のことも徐々に思い出していく様子を嬉しそうにエマと報告し合う日々が続きます。
エマもリヨンに帰る場所があって良かった…と嬉しそうです。が、あまりに順調すぎて嫌な予感しかしませんでした(´・ω・`)(爆
やはりというか、中盤で現実のリヨンはすでに亡くなっていたことが分かります。
それを知ったエマはレーヴから皆を解放したらリヨンは消えてしまう…と魔法の覚醒を体が拒否するようになってしまい、周りもそんなエマを気遣いながらも何もできない状況が続きます。
レーヴで働く皆に実体がないとわかった時、励まして解放を続けて欲しいと願ったのはリヨンでしたが、今回もまた励ましてくれたのは彼でした。
自分の描いた絵本の世界を魔法で再現して欲しいというお願いは、エマに魔法の覚醒を続けて欲しいということでもありました。
絵本を母親に届けてから、そしてリヨンのことが好きなんだと気付いてから、ますますレーヴからの解放を悩むようになるエマが不憫でしたね。
結果的にリヨンに生きていて欲しいあまり、エマは自分が犠牲になるかもしれない死者蘇生の魔法を試みますが失敗。
暴走しかけた魔力をそのままレーヴの解放へ向けることで皆は解放されました。
Amour Endは再会を約束した丘で記憶を失ったリヨンと出会い、再び交流が始まるというもので、Reve ENDは意識不明になったエマが夢の中でリヨンと2人幸せに暮らすという内容でした。
Amourの方はちょっとご都合主義感ありましたが幸せな終わりで良かった…かな。
ルシオール CV:白井 悠介さん
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とにかく塩対応の整備士。
初対面にも関わらずこれでもか!という位エマに冷たいので、始めは何だかなぁといった印象でした。
最初に必要以上に冷たい態度をとられると、後から優しくしてもらえてもずっと悪い印象が残ってしまう面倒くさい人間は私です\(^o^)/(オイ
ヒューゴの命令でルシオールから魔法遊具の手入れ方法を学ぶことが決定するのですが、当のルシオールは大反対。
学びにきたエマのことも無視するわ、そもそも時間をずらして避けるわで話になりません(´・ω・`)
そんなエマを心配するレーヴの皆と話している内に、ルシオールが魔法を嫌っていることを思い出します。
食堂にごはんを食べに来ないのは魔法で作られた物だからじゃないのか?と気付いたエマは、仲良くなれないなら胃袋を掴め作戦でルシオールの元に手作りの食事を届けるようになります。
ちゃんと食べてくれる上、手紙で感想をくれるようになり、やがては定期点検も教えてくれるようになるのでした。
良かった良かっ…良くねぇよ!感想という名の料理リクエストが多いし正直面倒くさい人だなと思ってしまいました(´・ω・`)(超失礼
が引きこもり仲間認定してくれて以降は嘘のように優しく親しげになります。
いない時は不安げだったり、独占欲を発揮してみたりと可愛らしかったです。
ルシオールが魔法を嫌う理由は、魔女であった母親と共に、周りから酷い迫害を受けてきたからでした。
そのため魔法は周りを不幸にすると思い込んでいるんですね(´・ω・`)
ルシオールとの関係は順調ですが、エマの魔法の覚醒はうまく進みませんでした。
そこで他の魔女の助言を得ようという話になり、ルシオールの提案で彼の故郷パルージュを目指すことになります。
魔女のマルゴさんは良い人でエマの覚醒も順調に進みます。が、パルージュの街は閉鎖的で魔女に冷たく、ルシオールの母親を死に追い込んだ街。
エマに対する「絶対にパルージュの街で魔法を使ってはダメ」「1人でパルージュの街に行ってはダメ」という台詞から、嫌なフラグをヒシヒシ感じるのでした(´・ω・`)
そして案の定、エマはパルージュの街で人助けのために魔法を使ってしまい、暴徒と化した住民達に傷つけられてしまいます。
魔女狩りでレーヴまで乗り込んでくるパルージュの住民達のクソっぷりにはイラッとさせられましたが、最後はルシオールの説得で割とあっさり引き下がって行き、皆を解放した後約束通りルシオールと再会するのがAmour End。
クソ村に心を砕かれたルシオールがエマと自分だけをレーヴに縛りつけてしまうのがReve Endでした。Reve Endにヤンデレみを感じてとても良かったです…。
パルージュの住民達。誰かの一言により一瞬でコロッと意見を変えるのでイライラしました。
何故魔女を恐れるのかの背景は詳しく語られないし、もしかすると過去酷い目に遭ったのかもしれませんが…いくらなんでも影響されやすすぎでした。2020年トップオブ愚民。
アルノー CV:阿部 敦さん
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業が深い。
どのルートでもエマに対し好意的な反面、レーヴで働くのは街から移動するまでの間だぞと姑ソウルを燃やしてくるアルノー。
それもこれもエマへの愛故と思っていました。
けれど個別ルートに入ってみると、どうもそれだけではないような雰囲気が感じられます。
何というか過保護すぎるんですよね(´・ω・`)
1周回って実は父親からエマを監視を命じられてるのかな?と思いました。
と、しょっぱなからスパイ疑惑など失礼なことを考えていたのですが、序盤の熱烈な告白で考えを改めました(早い
幼馴染だし、これまでそんな気配もなかったし、アルノーの気持ちに戸惑うエマに対し、「これはちゃんと恋人としての好きなんだ」と噛み砕いて伝える告白にすごく愛を感じました\(^o^)/これは惚れる
その後も幼馴染直球アタックの数々にグハッとなりましたw 1番甘かったように思います。
そんな調子で順調に交流を続け、エマが告白の返事をしよう!と決意した夜に、アルノーの部屋でエマのことを監視しているような手紙を見つけてしまい「あぁー(´・ω・`)」となりました。
後日父親率いる軍がエマを連れに来て、皆から全てを奪った元凶だと分かるシーンではアルノー!!貴様ッとなりましたが、同時にこれまでの様子からエマへの気持ちは本物なんだろうなという妙な安心感もありました。
しかしそうは分かっていても裏切られるシーンは辛いですよね。
実を言いますと私、一度裏切ったキャラはどんな理由があっても許せないと思ってしまうタチなので、エマが無気力に実験動物的な扱いを受けるシーンはひたすら辛かったです。
中盤はアルノー裏切ったな→実は裏切ってなかった展開で気持ちの変化が忙しかったのですが、レーヴの仲間達やジルさんが助けにきてくれて心底ホッとしました。
アルノーはエマを救うために代わりの魔女を父親に捧げようとしていた訳ですが、父親が約束を守るわけないと知りつつも、それでも縋って従うしかない自分が嫌だという心情がしっかり語られているのが良かったですね(´・ω・`)
元はと言えば7年前に遊園地のことを父親に話したことが原因で、全てを知っていながらエマに嘘を吐き続けて、業が深いというか後ろめたさが半端なかったと思います。
最後は父親のしてきたことを世間に暴露することで罪を償います。
最後には幸せになりますし、アルノーが悪いわけではないのですが、エマが犠牲者すぎてちょっとモヤモヤしてしまったのは内緒。
父親の「力がないと大切なものを守れない」という考え方も理解できるので何とも複雑な気持ちでしたね(´・ω・`)
1番大切なものを守るためなら、その他の犠牲には目を瞑ってどんな酷いことだってできてしまうんだなと。
Reve ENDでは父親に撃たれそうになったアルノーをエマが庇い、7年前と同じことが起こってしまうのが悲劇でした(´・ω・`)
大団円ルート
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7年前の掘り下げとレーヴから解放したその後を描いたお話でした。
皆を解放した後、戻ってこられる場所を作るために、エマとアルノーが新たに遊園地を作ろうと計画するお話でした。
個別ルートだと正直スポットの当たったキャラクター以外は助かっているのか、不明瞭なところがありましたが、大団円ではエマが自分のものと母親、2つのネックレスの力を使い、皆を解放した上で救うといった描写が見られましたね。
結果としてエマは魔法を使えなくなってしまったけれど、移動遊園地で皆が楽しくなれるような不思議で楽しい魔法を振りまいてるんだよ的な、すごく爽やかで良い終わり方でしたー!
ヒューゴとアルノーを筆頭に攻略キャラ全員から取り合われるお約束的な展開もありました\(^o^)/
個人的レビュー
幻想マネージュの好きなところ
おまけ要素が豊富
ちょっと甘めのアフターストーリー(スチルあり)や声優さんのキャストコメント等、クリア後も楽しめる要素が豊富なのが良かったです。
キャラクターごとにテーマBGMがある!
これは個人的に嬉しいポイントでした。
どのキャラクターも雰囲気に合っていたと思います。
幻想マネージュに物申したいところ
文字が読みにくい
メッセージウィンドウが閉じるときに発生するキラキラした演出に目がチカチカしました。
凝っているなーとは思うのですが、 どうにも気になったので「透明度設定」を1番薄くしてメッセージウィンドウ自体を抹消してプレイしていました。
背景が白っぽいと逆に読みにくくなりますが、キラキラとどちらを取るかは好みかなと思います。
やや動作がもっさりしている
多分上のキラキラの弊害と思われますが、時々文字が出てくるのが遅く、タップしても反応しないことがあり困りました。キラキラON/OFFがあると有難いなと思いました。
総評
ストーリー : (3.5 / 5)
グラフィック : (4 / 5)
音楽 : (4 / 5)
システム : (3.5 / 5)
ボリューム : (4 / 5)
総合評価 : (3.8 / 5)
個別ルートは1人2~3時間位でした。
個別ルートによって大きく展開が異なるので、金太郎飴感はそこまでないかな?と最初は思いましたが、最終的に「皆をレーヴから解放する」という目的は同じなので、4人目くらいから少しだれてしまったのは内緒です(爆
まとめ
最後に
まとめると・・うーん普通!(オイ
真新しさや斬新さはないけれど普通に面白いなーという感想を抱いた作品でした。
私は恐らくぶっとんだ・尖った作品に惹かれる傾向があるので、余計そう感じたのかもしれませんが・・w
グダグダっとした感想ですが、本日もお付き合い下さりありがとうございました!
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