こんにちは、モッチです!
今日は『明治東京恋伽 Full Moon』(通称:めいこい)の感想を書いていきたいと思います。
いつも通り変なテンションでお送りしますが、宜しければお付き合い頂ければ幸いです(*´ω`)
目次
明治東京恋伽とは?
タイトルは「めいじとうきょうれんか」と読みます。
元々はスマホアプリとして配信されていた作品で、PSPに移植→PSPでFD(トワヰライトキス)が発売された後、追加要素を盛り込んでVitaに移植されたのがこの「明治東京恋伽 Full Moon」です。
ストーリーの大筋はPSP版と同じですが、追加スチルにボイス、更に攻略キャラの「岩崎 桃介」さんが追加されているので、今からプレイするのであればやはりVita版がおすすめかなと思います。
もち
FDの「トワヰライトキス」はまだ一度も移植されていないので、PSPでプレイするしかないんですよね。(未プレイ)
考えるねこくん
VitaかSwitchで移植してくれないかなぁ・・
ストーリー概要
ごく普通の女子高生である主人公・綾月芽衣(あやづきめい)は、
赤い満月の夜に出会った自称・奇術師、チャーリーの手によって
明治時代へとタイムスリップ。
そこは物の怪の存在が認められている、
少し不思議な明治時代の”東亰”でした。
チャーリーの導きにより、たどり着いたのは鹿鳴館。
パーティーに忍び込んだ主人公を待ちうけていたのは、『森鴎外、菱田春草、川上音二郎、泉鏡花、藤田五郎、小泉八雲、岩崎桃介』といった歴史上の人物達。
主人公は彼らとの交流の中で、
自分が明治時代で珍重される「魂依(たまより)」という、物の怪の姿を見ることができる能力者だと自覚します。
この能力を持っていることで、彼らとの関係にも変化が…。
慣れない時代、生活の中で好男子(イケメン)たちと触れ合ううちに芽生えてくる恋心。
主人公は元の時代に戻れるのか、それとも…?
時空を越えた愛……はたしてその結末は?
引用元: http://meikoi-vita.com/
評価やレビューをチェック
ヒロイン紹介
主人公:綾月芽衣
妖が見えること以外は素朴な女の子です。共感してしまうような等身大のリアクションや、人物への冷静なツッコミの数々が面白かったです( ´∀`)
お肉が大好きで牛肉への愛が半端ない点が印象的でした(笑
個人的レビュー
内容的には、謎の奇術師チャーリーによって明治時代に飛ばされてしまった主人公めいちゃんが、現代に戻る方法を探しつつ過去の偉人達と恋愛をし、やがて帰るか帰らないかの選択に迫られる…というお話です。
軽い気持ちで始めましたが、ギャグを交えてサクサクと軽快にお話が進むのが楽しくてついつい夜更かししてしまいました。
余談ですが、実はパッケージを見た時からずっと、中央の鏡花君(赤い髪の子)がヒロインだと思っていました\(^o^)/
攻略対象だと気付いた時、「嘘だろ…!?女の子じゃないだと…?( ゚д゚)」と衝撃を受けたのですが、その後何度パッケージを見返しても、ポジション的にやはりヒロインに見えてしまいます。私の目は節穴でした・・/(^o^)\
↑問題のパッケージ
明治東京恋伽の良いところ
何といってもキャラクター
鴎外さん&春草さん、音二郎さん&鏡花君といった感じに、登場キャラクターは大体2人ずつのペアになっており、個別ルートでもペア同士が大きく関わってくるのですが、コミカルなやりとりが賑やかでとても面白かったです!
クリア後のおまけが充実
クリア後のおまけは「漫画・小話・後日談・キャストコメント」と大変充実していました。
後日談は2人きりの甘いものと、相方を交えたコミカルなものの2種類あるんですが、コミカルな方が三角関係的になっていてものすごく面白かったです(*´ω`)
個人的にキャストコメントがあると、声優さんがこんなことを考えながら演じられたというのが伝わり、とても嬉しいです。
明治東京恋伽の悪いところ
色んな意味でサクッとしてる
タイムスリップものに必ず付いて回るのが「現代に戻るか留まるか」という問題ですよね。
本作ではどちらを選ぶにせよ、その辺りの葛藤があまり描かれずさらっとしていたので「いいの!?未練とかないの!?」と少し思ってしまいました。
攻略キャラクターとおすすめ攻略順
攻略対象は8人と多めです。
序盤の選択肢によって「鴎外&春草編」「音二郎&鏡花編」「藤田&八雲編」「桃介編」「チャーリー編」に分岐します。
チャーリーさんのみ攻略制限があるので最後となりますが、基本的に好きな順番で攻略して問題ありません。
ただストーリーは上記のペアごとに同じ出来事を追う形になるので、1つのペアを攻略したら次のペア・・というように進めていくとお話が分かりやすいかなと思います。
ボリュームは長すぎずさらっと終わりますが、短い中にもきちんと萌えが詰まっており好印象でした。
森 鴎外 |
CV:浪川 大輔さん |
菱田 春草 |
CV:KENNさん |
泉 鏡花 |
CV:岡本 信彦さん |
川上 音二郎 |
CV:鳥海 浩輔さん |
藤田 吾郎 |
CV:福山 潤さん |
小泉 八雲 |
CV:立花 慎之介さん |
岩崎 桃介 |
CV:細谷 佳正さん |
チャーリー |
CV:森川 智之さん |
個別ルート感想(ネタバレあり)
森 鴎外 (CV:浪川 大輔さん)
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鴎外さんはしっかりした方なのに、行動が子供っぽいところもあり面白かったです。
というよりはっきり言って変人ww
屋敷でお世話になる代わりに結婚しろとうるさい身内の攻撃をかわすために鴎外さんの婚約者(フィアンセ)のふりをすることに。
婚約者として箔をつけるために美人コンテストに出ることになるのですが優勝賞金が300円だ!と言われて思わず「安っ!」というめいちゃんに笑いましたw
明治ではすごい大金そうですが現代人の感覚ならそうなりますよね…w
あと鴎外さん好物の葬式饅頭茶漬けはちょっとまずそう/(^o^)\
でもおはぎみたいなものだと考えたら意外と美味しそう…?いやいや饅頭の皮とかあるしやっぱりまずそうでしたε-(´∀`; )
同じく同居人の春草君と鴎外さんのやりとりが面白かったです。
美人コンテストの英語朗読がローストビーフの事を考えてる間に終わってて笑いましたw
ロミオのジュリエットへの悲痛な心情を、無くなりそうなローストビーフへの渇望と被せてくるなんて予想外だよ!訳がわからないよ!w
鴎外さんのちょっと企んでるような右斜め45℃的立ち絵が素敵でした( ´ー`*)
菱田 春草 (CV:KENNさん)
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鴎外さんに気に入られて彼の屋敷に居候している書生さん。
無愛想ですが、画家モードのスイッチが入ると人が変わったようにキザ?な性格になります。
最初の頃はめいちゃんのことを図々しいと言ってみたり、騒がしくてペースが乱されるからと手厳しいですが、何だかんだ街を案内してくれたりと優しいです。
意地悪→ちょっぴり優しいのバランスが素敵でしたね。
鴎外さんと初対面のシーンで突然行水し始めた彼にどん引きする所は声出して笑いました。春草君の反応は正しい\(^o^)/
画家モードがめいちゃんに発揮された時は笑いました。猫→伊勢海老→さざえ→私の順でやって来たとかどんなですかwwその辺りの生物と同列なんですね!?
鴎外さんとの関係に嫉妬するツンデレっぷりが良かったです。
泉 鏡花 (CV:岡本 信彦さん)
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まず肩のうさぎはぬいぐるみじゃなかったんですね…!
潔癖症かつ神経質な性格でめいちゃんへのあたりのキツさはかなりのもの。
春草さんを3割増ししたくらいのレベルでキツイですが、酔っ払いから助けてくれたりと親切な面も。
音二郎さんとの出会いの話はめちゃくちゃ笑いました!座敷で女装しているのに「俺、川上音二郎!」ってダメすぎてww
しかもそこから地獄の髭ジョリジョリ攻撃wお腹痛かったですww
そして彼はめいちゃんと同じ魂依なんですね!
魂依同士仲良く…とはいきませんがうさぎちゃんを通じて徐々に仲良くなっていく様子にほんわかしました。
中盤以降めいちゃんのことが好きすぎるも、素直になれずツンデレ大爆発してて可愛かった…!
デレてからが大変可愛かったです…!
川上 音二郎 (CV:鳥海 浩輔さん)
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ね、姐さん・・いや兄さん!
行く場所のないめいちゃんを拾って置屋に住まわせてくれる上、仕事も世話してくれる音二郎さんはめちゃくちゃ頼もしかったです。
お姐さんが男だったと発覚した時に、もしかして「オネェ」とか「ニューハーフ」という単語が頭に浮かんで焦るめいちゃんに笑いましたw
しばらくはお父さんと娘のような、はたまた姪っ子のような関係なのですが、ラスト付近の告白シーンの破壊力が凄かったです!照れた顔の音二郎さんは反則だと思います。萌え!
めいちゃんが現代に帰ってしまう方のエンドで、「6畳1間での生活がいつまでも続くと思ってた」という音二郎さんの台詞におおぅ(´;ω;`)と切なくなったのですが、その後の鏡花ちゃんとのとらとら大合唱で全て吹き飛んで行きましたw
君達随分楽しそうじゃねぇか!\(^o^)/
大変微笑ましかったです。
小泉 八雲 (CV:立花 慎之介さん)
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変人を通り越してもはやエキセントリックな八雲さん!
外人さんということで英語?の発音がもの凄いですw
始めからめいちゃんへの好感度がMAXなので何かあるのか…?と疑っていたのですが全く心配なく最後まで一直線でした!笑
八雲さんはめいちゃんのこと好きすぎだろうw
八雲さんの過保護っぷりは、昔見えていたあやかしが見えなくなり、大切な人に会えなくなった経緯から失うことを恐れるが故なんですね。
もしめいちゃんが帰ってしまったら…と考えると辛いですね(´・ω・`)
めちゃくちゃ大切にしてくれそうですが、あのテンションは一緒にいると少し疲れそうですw
しかしデート先が墓地とか斬新すぎます!\(^o^)/そんなデートは嫌だ!(笑
藤田さんのことは自称親友と語っていますが、何気に八雲さんも攻撃的だしめちゃくちゃ仲悪いですよねwフゥジタサァン!にも毎回吹いてしまいますw
あと髪を下ろしたスチルがとても格好良かったですね!
藤田 五郎 (CV:福山 潤さん)
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八雲さんとのテンションの差よw
最初の頃はバッサリなので怖いなぁと思っていたのですが中盤以降のおかんっぷりにやられました。
しかも料理も裁縫もできて強いというスーパーマン!
八雲さんとの出会いの話で、仕事の後に庭でお酒を飲みながらまったりしていたら、八雲さんがたんぽぽについて語りながら侵入してきたというシュールさに笑いましたw
どうやって藤田さんと仲良くなるんだ…と思っていたらめいちゃんが意外とグイグイ行くので驚きました(笑
藤田さんのことをいい人だと思いたくて、嫌がられているのに家に行ったり料理を手伝おうとしてみたりと積極的でしたね。恋する?乙女は強い。
そして藤田さんはそんな彼女が気になってしまう感じでした。これはめいちゃんの粘り勝ちですね(´∀`)
藤田さん√楽しみにしていたのですがめいちゃんを遠ざけようとしていた割に、最後に急にデレた感じだったので正直少し物足りなかったです…!無念!
岩崎 桃介 (CV:細谷 佳正さん)
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追加キャラということで少し長めに、ストーリーの流れにも触れています・・!
浮世離れした容姿から何となく悪役的な印象のあった桃介さんですが、普通にイケメン紳士でした!(失礼
お話の冒頭で行き場のないめいちゃんが、桃介さんの車に轢かれそうになり、治療費含めお金を貸して貰えることになります。
しかし現代感覚でうっかり「じゃあ1000円位…」と言ってしまい、明治では超大金である千圓を渡されてしまいます(笑
その後音二郎さんに拾われてお座敷で仕事をしつつ、返さなくていいという桃介さんに何とか千圓を返そうと四苦八苦しつつ交流を深めていきます。
桃介さんは合理的で淡々とした性格なので取っつきにくい印象ですが、彼の研究している電気について悪く言う人達にめいちゃんが物申すのを見てからは打ち解けてくれます。
2人の会話は微妙にズレていて、桃介さんはチョコの品質について話しているのにめいちゃんは全部牛肉に変換しており「この人は肉ユーザーのことを分かっている!」とか考えていて笑いました。共通の話題は無さそうに見えて意外と気の合う2人でした。
実は桃介さんは魂依で母を奪った物の怪を憎んでいて、電気を普及させて世界を明るくすることで物の怪の居場所を無くそうとしていました。
物の怪関連で意見が対立して、このまま家に帰った方がいいのかなと悩むめいちゃんを自分なりの言葉で励ます鏡花君が本当にいい子でした…!
結果的には物の怪への誤解も解けてハッピーエンドでしたね。
普段冷静な彼だからこそめいちゃんがさらわれそうになった時の余裕のなさに萌えました。
攻略キャラ達が全員登場する豪華な√でしたが、特に音二郎さん&鏡花ちゃんコンビが輝いていました。音二郎さんが常にうちの娘に何しやがる状態で本当オカンでした(´∀`)笑
めいちゃんが未来に帰るエンドでは例のごとく切なくなったんですが、その後仲間が全員集合しての「第1回傷心の岩崎桃介君を励ます会」でいじられていてめちゃくちゃ笑いましたww
音二郎さんは完全に私怨から酒が美味い状態だし、藤田さんまで励ましてくれるしカオスw
現代エンドではきのこたけのこ論争してて何この2人可愛いな!となりました( ´ー`*)
チャーリー (CV:森川 智之さん)
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ラストは謎すぎるチャーリーさんです。
めいちゃんに罵られるのが大好き。罵られると頬を染めながらジリジリ近づいてきます。
へ、変態だー!/(^o^)\
明治時代に飛ばしておきながら、悪びれない態度にめいちゃんの怒りも爆発!
信楽焼のたぬきで殴りつけたシーンではいいぞもっとやれと思ってしまいました\(^o^)/
鴎外さん宅にお世話になりつつチャーリーさんのいる日比谷公園に通います。
奇術師の弟子として勇ましい芸名を付けられそうになり「嫌だそんなかわいくない芸名…」と毒づくのには吹きました。
チャーリーさん相手だとめいちゃんのツッコミも容赦ないので面白かったです。
そんなチャーリーさんは実はめいちゃんのお守りに憑いてる付喪神でした。蓄音機だと思ってましたよごめんなさい(
めいちゃんに幸せになって欲しくて、色々な人を勧めてきますが、めいちゃんはチャーリーさんがいいんだ、と2人で幸せになるお話でした。
明治時代に飛ばしたのも魂依であっても周りからヒソヒソされない、めいちゃんが生きやすい時代だからだったんですね(´・ω・`)
やり方はどうあれとても主思いなチャーリーさんでした。
長年見守ってきためいちゃんとの恋が叶って良かったねと思う反面、夜にしか会えないのは少し切ないなぁと思いました。・゚・(ノ∀`)・゚・。
ただ後日談は何ですかあれはー!
続編へ続くという不穏かつ気になる終わり方をしたので( ゚д゚)!?となりました。
まとめ
ギャグが面白い作品
時々キャラの周りにキラキラッと謎のエフェクトが光るのは何だろう?と思っていたのですが、どうもダミヘに切り替わる合図だったようです。
右左から声が聴こえてきておおっ!?(゚Д゚≡゚Д゚)となりました(笑
ギャグ色の強い作品ですが、個人的にはめいこいのギャグはツボで、何でこんなに面白いんだろうという位笑いながら進めていました!時々ギャグが面白くないな、これ必要だったのかなと思ってしまう作品もありますので…(ボソッ
OPも素晴らしい
実はこの作品をプレイしたいなと思ったのは評判の高さもあるのですが、ある日うっかり見たPSP版OPの妖しい雰囲気に惹かれたのが大きいです(笑
明治というか上海あたりが合いそうな雰囲気のOP!春草さんの声優さんであるKENNさんが歌ってみえるのですが、素晴らしいです!妖しいは褒め言葉!ヽ(´ー`)ノ
Vita版のOPも素敵ですが、サビがもう1ループ欲しいような気持ちになるんですよね…!(オイ
・PSP版のOP(妖しくて素敵な方)
・Vita 版のOP(素敵だけどサビがもう1ループ欲しくなる方)
時々コラボイベントも開催
アニメ映画にもなっているようなのでそちらも観てみたいなー!と思います。
壮大な設定や伏線など、特に難しいものはないので気軽に楽しめる作品だと思います。
とりあえずクリアした後は、すごく牛鍋が食べたくなります…
明治の空気の中で牛鍋が食べたい…( ゚д゚)ハッ!
そんな時は!( ゚д゚ )
是非岐阜県にある明治村へ!
ちゃんと牛鍋(というかすき焼き)も食べられますよ!\(^o^)/(宣伝かよ!
時々めいこいコラボが開催されてグッズ販売があったり、村内のレストランでコラボメニューを食べられたりもします。私はコラボ中1回しか行ったことがない(しかもチキンでレストランに入れずw)ので、また今年も開催されないかなぁと思っています。
最後に
記事を書き直しながら、改めて未プレイのトワヰライトキス(FD)の方もプレイしたくなりました。
本当は移植して頂けるとありがたいんですが・・これだけ長い間移植されないと、もう無理なのかなぁと若干諦めの境地です(笑
今度地元のゲーム屋めぐりをしてみようかなと思います(`・ω・´)
本日もお付き合い下さりありがとうございました!
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