こんにちは、モッチです。
百花百狼の後にプレイするゲームを「Side Kicks」か「ゆのはなSpring!」の2つで迷っていたのですが、気付いたらなぜか候補になかったコドリアを起動していました(何故
和風ファンタジーの後だったので洋風?ファンタジーを求めていたのか…?定かではありませんが、次は「Code Realize 〜創世の姫君〜」の感想を書いて行きたいと思います!
にゃっこ
コドリアはアニメ化もされた人気作でFDが2本も発売されてるんだよ!
※FD=ファンディスクの略。本編の後日談やちょっと違ったシチュエーションの物語が楽しめる作品。
目次
ストーリー紹介
猛毒を全身に宿す少女・カルディアは、怪物として恐れられ、英国軍に追われていたところを、泥棒紳士ことアルセーヌ・ルパンと出会う。
彼の手引きで【機鋼都市ロンドン】を訪れることになった彼女は、新たな土地でさまざまな人物と交流する中で、恋に落ち、自分の運命や過去と向き合うのだった——。
ヒロイン紹介
主人公:カルディア
人でも物でも、触れたものを腐敗・融解させる猛毒を全身に宿す。そのため怪物として英国軍に捕らえられそうになったところを、ルパンによって盗み出されて救われた。
2年以上前の記憶がなく、その手がかりを持っていると思われる父親を捜すため、ロンドン行きを決める。その境遇からか表情に乏しい。
最初はとてもクールというかぽつぽつと喋る子だったので乙女ゲー主人公には珍しいタイプだな(?)と驚きましたが、孤独な環境で育ってきた事を考えれば納得しました。
とても可愛いです。そして有能!
ヴァン仕込みの戦闘力で度々手刀を繰り出しているのに笑いましたw
意外と武闘派ですね( ゚д゚)
OPムービー
OPの不思議な雰囲気がいいですね!サビのメロディがかなり好きです。
雑記感想(ネタバレなし)
人気作には何となく手を出しづらい私
人気作という事でずっと気になっていたものの、逆に何となく手を出しづらくてここまで来てしまいました(苦笑
この現象を何と呼ぶのでしょうね・・「人気作が楽しめなかったらどうしよう」という気持ちや、「今更プレイするのもなぁ」というような気持ちが混在しているような気がします。
でもきっと心配いりませんよ!いつプレイするも、合う合わないもその人次第です(何
ボリュームは多め
共通ルートが8話まで、個別ルートが13話までと結構な大ボリュームです。
共通ルートの各話で各キャラのお話が少しずつ見え隠れしてどのキャラも気になる作りになっているのが良い感じです。
攻略キャラとおすすめ攻略順は?
個人的には、インピー→フラン → ヴァン→サン→ルパンの順を推します。
ルパンは攻略制限がかかっており、必ず最後になります。
各ルートで物語の雰囲気ががらっと変わるので、何となくバランス良いかな?と思われる順番をチョイスしましたが、最初3人は好みで選んでしまってもOKです。但しサンは後半がお勧めです。
おすすめ攻略順にそってインピールートに行くことにしました。
以降は個別ルートの感想です。所々ネタバレを含みますので未プレイの方はご注意下さい。
残念だった点
2週目以降は「創世の軌跡」というチャプターセレクト機能で好きなところから始められるのでとても便利です。
ですが!!
共通ルートの幕間にちょこちょこ個別イベントが差し込まれるので結局3話くらいからダラダラスキップすることになります。スキップの速度が遅めなので次の選択肢へ飛ぶ機能とか欲しかったですね。
個別ルート感想
インピー・バービケーン(CV:森久保祥太郎さん)
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三枚目キャラの天才技師。
最初に出会った時のテンションのまま最後まで全くブレないのがとても清々しかったです。
カルディアちゃんに対していつも全力で突き進んでくれます。バシバシ音が聞こえてきそうなウインクとか飛ばしてくれます!(想像すると力強そうでちょっと笑いましたw
そんなインピーに対しカルディアちゃん、最初は超そっけないんですが段々心の支えといっていいレベルまで発展していくのが良かったです。
あと森久保祥太郎さんの演技が自然すぎてもはやCVインピーって感じでした…!(何言ってる
インピーはとにかく面白い!顔がw
特にコミカルな表情パターンが多いなと思いました。ガーン顔に目がまん丸な顔と困り顔に…
個人的にガーン顔がガラスの仮面チックで面白くて好きでした!
シリアスな場面でも度々ギャグをはさむので何となく安心感がありました。
そして意外にも戦闘力が高い!
物語の中盤で明かされるのですが彼は吸血鬼だったんですね…!序盤からちょくちょくヒントはあってもしや…?と想像できる流れにはなっていますが!吸血鬼要素があまり無いので驚きました。
強くて優しくて格好いいとかインピー最強じゃないですか…?(オイ
このルートではラスボスは変態ネモでした。変だけど意外といい人かなと思っていたらカルディアちゃんのホロロギウムが一部奪われてしまい大ピンチに(´・ω・`)
しかしその影響で毒のバランスが崩れ一時的にカルディアちゃんに触れる事ができるようになったという話は都合いいなと思いつつも素直に良かったなと思いました。
初めて人の手に触れられたというくだりに良かったね…と心が暖かくなりました。・゚・(ノ∀`)・゚・。
天才VS天才という事で巨大な空中要塞相手に戦う事になるのですが13章のタイトルを見てノーチラスで月まで行くのかなーと思っていたらそんな事はなかった(
そしてラストはカルディアちゃんの毒が消える訳ではないんですね…!
このルートではカルディアちゃんについての謎や毒は解決しないままでしたが、その辺りは今後他のルートで展開があるのかなと思います。
ヴィクター・フランケンシュタイン(CV:柿原徹也さん)
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フランは全く初対面のカルディアちゃんを助けてくれたり最初から最後まで本当に優しかったですね!
カルディアちゃんの心臓でもあり毒の源でもあるホロロギウムの元となるジクテリウムという物質を作り出したのがフランでした。
ジクテリウムを人々の未来のためと信じて研究してきたのに、結果は毒ガスとして兵器に使われてしまった事をフランはものすごく悔やんでいて、毒に苦しむカルディアちゃんを救いたいという気持ちも最初はこの辺りから来ていたようでした。
しかしカルディアちゃんからフランがジクテリウムを作らなければ自分は存在しなかったと感謝を告げられた事で大きく救われたのではないかなと思います。
そんな2人の日常の一コマはカルディアちゃんが何かやらかす(悪気はない)→フラン慌てるといった感じで大変可愛らしかったです(´∀`)
そんなフランルートでの敵ポジションはヴィクトリア女王に騎士のレオンハルトでした。
ヴィクトリア女王はイギリスの地位を確固たるものにするために世界大戦を起こそうとしていました。
言っていることは分からないでもないのですが国民をテロで危険に晒したり自国を壊滅させるあたりに何てこった!インピールートではあんなにロンドンや国民を守ろうと奮闘していたのに!(´・ω・`)と思っていたんですが…
13話でのヴィクトリアの回想とレオンハルトの会話で泣きそうになりました(
できる事なら犠牲なんて払いたくなかったんだな…と。世界一残酷で優しいナイト、という言葉を見て13話タイトルの「Knight of Princess」は彼らの話だなぁと思いました。
もちろんカルディアちゃんとフランのエンディングも良かったですよ!
継続的に薬が必要とはいえ毒を消せた事にうおおおお!!!良かったねええ( ;∀;)と心の中でおっさんみたいな声を上げながら祝福していました(笑
それにしても一つ気になる事が…
ルパンが持ってくる情報が大体敵の罠じゃないですか?ww
毎回情報持ってきたぜ!→罠でした(バーン
の流れなのが何だかw
敵が有能なのかルパンがドジなのか、
と失礼な感想を抱いてしまいました(苦笑
いやフィーニスや女王なので相手が悪いですよ…ね?
エイブラハム・ヴァン・ヘルシング(CV:諏訪部順一さん)
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ヴァンのルートでは凄惨な殺人事件が横行するため前2ルートよりどことなく薄暗い雰囲気でお話が進みます。
切り裂きジャックKOEEE!((((;゚Д゚)))))))
このルートではドラちゃんとアレスターが大きく関わってきます。ツンデレなドラちゃんは大変可愛いですね。辛い展開が多い中癒しでした。
殺人事件を引き起こしているAZOTHとは誰なのか…というのがこの話の大きなポイントの一つですがどことなくフィーニスでは無さそうな雰囲気が漂っていたのであの人かな…とは思っていましたがまあ想像以上のクズでしたね…(´・ω・`)苦笑
しかしネモにヴィクトリアにAZOTHに、共通するのは皆んな孤独なんですね。狂った主張を聞きながら孤独ゆえに道を踏み外してしまうのかなー、とぼんやり考えていました。(インピールートでインピーもネモに対してそのような事を言っていましたね)
ヴァンはあまり感情を表に出しませんが、拒絶することでカルディアちゃんを危険から遠ざけ守ろうとしていました。
本当に何度も何度も拒絶され、それでも本心でない事を見抜いてヴァンの心を助けようと追いかけるカルディアちゃんは見ていて辛かったですが同時に「頑張れ…!」と応援しながら見守っておりました。
追いかけて追いかけての末、エンディングの「長かった夜が、ようやく明けたー」には感動すら覚えましたよ!。・゚・(ノ∀`)・゚・。本当に長かったなと!笑
そんな本編の反動からかエンディングのヴァンさんはとても積極的で甘くて良かったですね!
後日談の料理の下りで笑いましたw上手かと思っていたら毒物扱いww
サン・ジェルマン(CV:平川大輔さん)
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笑顔と平川さんボイスから只者ではない雰囲気がひしひしと出ているサンちゃん。
彼をちゃん付けで呼べるインピーは大物だと思います(爆
それはさておき目を開いたサンが大変素敵でした…!
共通ルートでは常ににっこりしているのですが、個別ルートに入るとちょこちょこ開眼してくれます。綺麗な青い眼で初めて見た時はおおっ!となりました。
さて彼のルートは壮大なファンタジーでした。
世界にとって不都合な存在であるカルディアちゃんの命を狙う組織イデアと、イデアの使徒であるサン。
サンはカルディアちゃんを殺したくないと思いながらも命令には逆らえず、他の人に殺される位なら…と何度も命を狙って来ます。
実際割と容赦なく何度も死ぬバッドエンドがあります(´・ω・`)
けれど結局は大切な存在になっていたカルディアちゃんの命を奪うことができず、サンはたった1人でイデアと戦う事を決意するんですね。
他のルートとは大分違い背後にあるものが力もスケールも圧倒的で、どうなるんだ…と、例えるなら海に流された葉っぱになった位の途方に暮れた気持ちで進めていました!(分かりづらい
ただ根っからの悪という人は居らず、最後はカルディアちゃんとサンの粘り勝ちといった感じでした。個人的には敵キャラの1人であるギネヴィアが格好良くて好きでしたね。
このルートでは2人がお互いを想うようになるまでの過程がいつの間に…?という感じで実は少し分かりづらかったですが、エンディングで幸せそうな2人を見てそんな気持ちも吹っ飛んでいきました( ´∀`)笑
ちょいちょい見え隠れするサンちゃんの独占欲も良かった…!
また、1人で突っ走るカルディアちゃんをルパンが諌めるシーンが印象的で、ルパンは本当いい奴だな…!となりました。勿論他の仲間達も…!
と色々言ってしまいましたがサンルートはかなり異質なお話で私は好きでした。
アルセーヌ・ルパン(CV:前野智昭さん)
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ルパンルートは正に集大成といった感じで攻略制限がかかっているのも納得でした!
これまでのキャラが全員登場する展開はかなりアツかったです!特にイデアの面々が(表向きは)協力してくれるシーンはおおー!となりました( ´∀`)
コードリアライズというタイトルにもちゃんと意味があったんですね。
ルパンのルートは真相ルートなので内容についてはネタバレを控えさせて頂きますが一言だけ!
カルディアちゃんがピンチに陥る度何度も助けに(奪いにですかね)来てくれるルパンがとても格好良かったです!
あのニッと笑う立ち絵もとても良い!
ノーチラスから落ちる時の最後のスチルは美しかった…!この辺りは是非実際に見て頂きたい!そして感動を分かち合いたいです(笑
地味に驚いたのはショルメの正体で、なるほどなー!と有能さも納得でした。
あとレオンハルトの「ルパーン!」がすごく銭形警部っぽいです(笑
まとめ
コドリア面白かったよ!
…とこんな感じでしたがコドリアすごく面白かったです!
あちこちに歯車があしらわれた建物とか装飾が綺麗だったのと、OPムービーやフランルートの残り時間の演出など全体的に凝っているなと感じた作品でした。
ストーリーについてはある程度先が読みやすいルートもありますが、サンルートは先が読めずハラハラしながら進めました(笑
こんな方にお勧め
ヴァンルートのラストの方でちらっと鎧の方が登場したり、各ルートに他ルートで活躍するキャラ達が少しずつ登場し、他ルートのお話も気になる作りになっていたのが良かったなと思います。
今回も簡単にまとめると、
という方には大変お勧めです。癖がないので乙女ゲーム初心者さんにもお勧めしたい作品です。
簡単にですが感想を終わらせて頂きます!
ここまでお付き合い下さりありがとうございました!
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